社会人がTOEICで英語を学ぶことで得られるメリット3選

・TOEICなんか勉強して役に立つのだろうか?
・何のためにTOEICの勉強をしなきゃいけないのだろうか?
・TOEIC対策で実践的な英語が身につくのだろうか?

TOEIC学習者の皆さんは、一度はこんな風に思ったことがあるのではないでしょうか?

今回は英語を学ぶ社会人がTOEICを受けることで得られるメリットについて紹介します。また、TOEIC対策では得られないこと、いわば「TOEICの限界」についても解説します。

 

「TOEICは役に立たない。勉強しても使える英語は習得できない」

こんな事を言う人が、皆さんの周りにも少なからずいると思いますが、これはTOEICの問題を実際に見たことがない人たちの発言です。

TOEICを受験してみれば、ビジネス英語で使える表現や語彙がたくさん登場することに気づくはずです。

メリットや限界をきちんと理解し、TOEICテストとの適度な距離感を取りながら、英語学習に役立てていただけると嬉しいです。

英語の学習習慣にもたらすメリット

TOEICテストを受けることで客観的な英語力の把握や目標管理がしやすくなります。それでは詳しく見ていきましょう。

3つのメリットは以下の通りです。

この記事で分かること
・TOEICスコアで自分の実力を「数値」で知る
・数値化で勉強のモチベーションが上がる
・TOEICに申し込むことで毎日を「テスト前」にできる

TOEICスコアで自分の実力を「数値」で知る

TOEICは0~990点まで5点刻みでスコアが決定する試験なので、テストを受けることで「受験者の中で自分がどれくらいの位置にいるのか?」が非常に細かい数値で客観的に把握することができます。

問題ごとの正答率も考慮して、統計処理をほどこしてからスコアが決定するので、単純に問題の正解数だけで決まるわけではありません。

さらに毎回10万人近くが受験するので、客観的に自分の実力をチェックする上で非常に参考になる数値ということになります。

TOEICの問題を作成しているのは、ETS(Education Testing Service)というTOEFLやGREなど世界中で普及している教育テストを作成している機関です。TOEICもテスト作成のエキスパートが問題を作成しており、いい加減な内容ではありません。

信頼のおけるテストで自分の実力を数値化することで、自分の実力がどれくらいで、どの程度レベルアップできているかを明確に知ることができるのはTOEICを受験する大きなメリットです。

また、本番のテストを受けてみることで自分の弱点や課題に気づくことができます。スコアの変化によって、課題をきちんと克服できているかが分かるのもTOEICの良いところです。

TOEICスコア別の正答率、勉強時間、英語力の目安を935点の私が解説

数値化で勉強のモチベーションが上がる

TOEICを受験することで自分の実力が客観的な数値で「見える化」されるので、目標管理がしやすくなります。

「今回は600点だったけど、来月のTOEICでは700点を取るぞ!」

このように明確な数値で目標設定ができるので、なんとなく「英語が聞けるようになりたい」という動機で勉強するよりモチベーションを維持しやすいです。スコアが上がるにつれて、英語を読むスピードが上がる、知っている単語の数が増えた、リスニング力が向上したなどの英語力向上が実感できるので、自分の進歩・成長度合がそのまま数値となって反映されます。

数多くある英語資格の中でも、5点刻みの数値で英語力を評価してくれるのはTOEICだけです。(現在は英検でもCSEスコアというものがあるそうですが…)

TOEICに申し込むことで毎日を「テスト前」にできる

モチベーションの維持という観点で、テストは欠かせません。

勉強は基本的にめんどくさいし、やりたくないものです。

やる気に火をつけるためにも、学生時代のようにテスト前の状況を作ることで〆切を意識し、自分を追い込むことが必要です。

マラソン大会やシティランに出場したことのある人の中には、ふだん走る習慣がなくても大会1カ月前は毎日走る練習をした事がある人がいらっしゃると思います。これがまさに〆切効果の良い例ですね。大会で少しでも良い記録を出したいので、直前になって急に走る練習をするわけです。

定期的に大会に申し込む人は、次の大会を常に意識しながら練習を継続できて、だんだん良い記録が出せるようになります。

英語学習もこれと同じで、〆切効果で自分を追い込むことで勉強を習慣化できる可能性が大きくなります。

TOEICは1年に10回も開催されるので、毎日をテスト前にするのに最も向いているテストであり、2ヶ月に1回、3ヶ月に1回など自分の生活や仕事の状況に合わせてテストを受けるペースを設定しやすいという利点があります。

1年先、半年先の目標を立てるよりも、1ヶ月や2ヶ月の短いスパンのほうが「追い込まれている感覚」が強くなるはずです。

長期的な目標を持つのも大切ですが、どうしても曖昧なイメージになりがちです。

テストは目前に迫っていればいるほど、「今日勉強しないとやばい」という危機感が強まります。そして学習効果を高めるために時間の使い方や教材の選び方などを工夫するようになります。

TOEICに申し込むことで、短期的な目標と期限設定のもたらす効果を活用しましょう。

勉強してからテストを受けるのではなく、テストのために勉強する

テストのために勉強するのは、「ガリ勉」「資格マニア」みたいで否定的なイメージを持つ人も多いかもしれませんね。

でも、思い出してみてください。高校や大学の受験勉強においても、ふだんの定期テストの勉強が入試問題を解くための基礎になっていました。これと同じく、TOEICテストのために勉強することでビジネスなど実践の場面で必要な英語力をインプットする機会を作ることができます。

「もう少ししっかり勉強してから受験しよう」

「今は仕事が忙しいから、落ち着いてから勉強しよう」

仕事をしていると、「忙しい」という最高の言い訳の材料があるので、ついつい英語は後回しにしたくなるのが人間の性ですよね。

そこでTOEICテストのために勉強するという目先の課題を設定することが大切になります。

「ビジネスで使える英語」という長期的な目標を意識しつつ、「来月のTOEICの試験」のために勉強することで、段階的にゴールへ近づいていくことができるのです。自分を追い込み、勉強せざるを得ない状況が社会人には欠かせないのです。

TOEICを通じて、良質で実用的な英語が学べる

メジャーな試験なので、良質な教材、サービスが揃っている

勉強において良質な教材を使うことは、絶対に重要です。

TOEICは年間で約250万人が受ける大規模なテストなので、スコアを上げたいというニーズも大きいと言えます。つまり市場が大きいので、それを反映するかのように書店ではTOEIC関連教材がズラリと並んでいます。

市場が大きく教材・サービスが多いということは、競争が厳しいことの裏返しです。

厳しい競争の中で出版社やサービス開発者は「他に負けないよい物をつくろう」という熱意にあふれています。高い品質の教材やサービスがたくさん提供されているので、その中から自分に合った教材を選べるという、学習者にとってありがたい環境が整っています。

もちろん、いい加減な教材、最新の出題傾向に合ってないものもあるので玉石混交というのが現実ですが、選択肢が多いのは大きなメリットです。

情報収集の手間がかかるというデメリットは否めないですが、自分のレベルや課題に合ったものを見つければ、迷走することなく実力をつけることが可能です。

定番の教材と言えば、やはり公式TOEIC問題集です。

試験問題を作成している機関が発行している、本番形式の模試ができる問題集です。本格的な学習を始める前のレベルチェック、学習成果の確認などに活用しましょう。

 

アプリでは、私も実際に12ヶ月以上使っているスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースがオススメです。

忙しい人でもスキマ時間を工夫して勉強できるように設計されており、社会人の最大の悩みである「学習時間の確保」を解決してくれます。

TOEIC英語は、ビジネスや生活で使える例文集

TOEICは米国のテスト開発機関「ETS」が作成しており、ネイティブが仕事で使っている丁寧で実用的な表現をたくさんインプットすることができます。TOEIC対策を通じて、基礎的な表現や語彙を身につけておくことでオンライン英会話などの英会話レッスンにも応用できます。

また、TOEICはビジネス英語というイメージが強いですが、日常の生活シーンに関わる英語もたくさん登場します。

スーパーでの店員との会話や、ラジオで放送されるイベント情報、求人広告、バーゲンセールのチラシなど英語圏の国で絶対に役立つ表現や単語も学ぶことができます。

だからTOEICの問題は、実用的な英語が収録された例文集であると言えます。

確かにTOEIC英語は状況や使用語彙が限定されており、それさえマスターすれば完璧という代物ではありません。あくまで実用英語の基礎レベルと考えるのが正しい感覚です。

だからこそ、もしTOEICの勉強をしていて知らない単語や文法があったとしたら、それは絶対に覚えておくべきと言えます。

英語を使った情報処理能力を測ることができる

2016年に現在の問題形式に変わってから、TOEICのテストはさらに難しくなりました。

これは英語そのものよりも、大量の情報を速く正確に処理する能力が問われるようになってきたからです。

実際のビジネスの場面でも、「この人は何が言いたいの?」とか「話のポイントは何か?」を考えながらコミュニケーションをとりますよね。それに複数の文書に目を通して判断する状況はたくさんあります。

毎日たくさんのメールを読み、資料を分析したりして日々の業務を進めていかなければなりません。これは日本語でも英語でも同じことです。

現在のTOEICの問題は、このような情報処理能力が英語でどれくらい発揮できるかを測るように設計されています。だからTOEICでハイスコアが取れれば、英語で大量の情報を処理するための基礎が備わっていると言えるので自信につながります。

ハイスコアを取れば転職・昇進で有利になる

TOEICの実態がどうであれ、ハイスコアを取ることで社会的な評価が上がります。社内では英語ができる人材として評価され、転職市場では応募できる案件の選択肢が広がります。

TOEICスコアと年収には相関関係がある

転職エージェントサービスの1つである「DODA」の公表しているデータによると、TOEIC700点以上ではスコアと年収にはっきりした相関関係があります。これは10万人以上のホワイトカラー系職種の正社員のデータです。

TOEICのスコアが上がると年収が増える、というわけではありませんが、今や日本企業では昇進の要件としてTOEICスコアが求められることは珍しくありません。

英語レベルが長期的な自分の収入に影響するのは明らかです。

ハイスコアを取ることで転職活動が有利になる

転職市場においても、TOEICスコアが有利に働きます。DODAエージェントサービスが調査したデータによると、TOEIC受験者のほうが、受験していない人に比べて1.23倍も転職成功率が高いということが分かっています。

これは20代から40代の登録者の平均で、特に30代のグループでは転職成功率が1.41倍という結果になっています。

中途採用の求人の条件にはTOEICが「700点以上」「800点以上」などスコアが必須条件としているものもたくさんあります。

TOEICで700~800点以上のハイスコアを取ることで「英語ができる人材」として転職市場で注目されるようになるので、高い収入の案件にチャレンジする機会が増えるのでしょう。

日本国内だけで完結できるビジネスはこれから減っていき、海外とも密接にかかわる業務が増えていくことは必至です。だからこそ、英語ができる人材の獲得に企業は熱心です。

TOEICスコアは最低ラインの足切りや、英語で実務ができるポテンシャルがあるかどうかを推測する良い判断材料と見られています。

市場がTOEICを重視している以上、それに合わせて英語力をアピールのが利口ですよね。

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TOEICの限界も知っておこう

社会人にとってメリットの大きいTOEICですが限界もあります。

テストである以上、ある範囲にしぼって能力を測るものです。だから測ることが可能なもの、不可能なものがあるのは当然です。

つまり、TOEICスコアを過信してもしけないし、全否定する必要もありません。

最後にTOEICの限界についても把握して、適度な距離感をもってTOEIC対策ができるようになりましょう。

TOEICだけでは英語が話せるようにはならない

TOEICはリスニング・リーディングというインプット部分の能力だけを測るように設計されているので、いくら勉強してハイスコアを取れたからと言って、それだけで話せるようになるわけではありません。

TOEICにもスピーキング能力を図るテストがあるので、そちらの対策も合わせて行うことで、話す能力も磨くことができます。

専門的なトピックの英語や、くだけた表現は学べない

TOEICの英語はビジネスや日常生活のシーンに限定されているので、知的レベルの高い、専門的な単語や表現は登場しません。TOEICよりも英検のほうが専門的な文章や単語がたくさん登場します。

またリスニング問題の会話でも、喧嘩や恋愛話のようなくだけた内容は決して出てきません。

フランクな会話表現を知りたければ、TOEIC以外の教材や海外ドラマを見たほうがいいです。

TOEIC900点レベルでもナチュラルスピードの英語は聞き取れない

たとえ900点レベルまで到達したとしても、TOEICの勉強だけではニュースや映画などのナチュラルスピードの英語を聞き取る「英語耳」を獲得することはできません。

900点レベルでもまだまだ遠いのが現実です。日本で暮らしながら英会話などのアウトプットの機会を増やすにはネイティブキャンプなどのオンライン英会話を受講するのがオススメです。

800点以上のハイスコアを持つ人は、周囲から当然のように「英語も話せる」と期待されるので、ガッカリされないように英会話の練習も必ずやりましょう。

TOEICでビジネス英語の基礎を習得しよう

TOEICはリスニング、リーディングのテストなので、英会話の練習にはなりません。

ビジネスの現場で使える単語・フレーズをインプットできるほか、スピーキングの土台となるリスニングの基礎を身につけることができます。

社会人になってから英語の勉強をやり直す人は当面の目標としてTOEIC700~800点以上を目指すと良いでしょう。

TOEICスコア別対策・勉強法はこちら

以下にスコア別の対策・勉強法を詳しく紹介しているので参考にしてください。

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TOEICで目標スコアに達成できない最大の原因は「学習時間の不足」です。

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