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初心者の目標はTOEIC600点!英語学習のやり方が分からない人へのアドバイス

こんにちは。スマート英語のToshiです。

現在の日本で英語の重要性がますます大きくなっていることを否定する人はいません。

今まで英語(外国語)と縁がなかった職業や業界でも外国人を相手に仕事をしなければいけない状況になっているものはたくさんあります。

訪日旅行者数の増大によるインバウンド観光の影響は特に大きいですよね。百貨店やコンビニなど小売店やタクシー業界などでは英語ができる人材を育成しようと躍起になっています。また、政府が外国人人材の受け入れを増やすべく、さまざまな規制緩和を実施しています。

[st-kaiwa1]日本で働くにしても「英語ができないと困る時代」が現実のものとなっており、あなたの職場にも英語必須化の波は確実に迫ってきています。[/st-kaiwa1]

いますぐ英語が必要じゃなくても、いざ必要になった時のために今から準備をしておくことはとても効果的です。

とは言え….

「将来にそなえて英語を身につけておきたい」

「仕事で必要になった時のために準備しておきたい」

みたいに思いつつも、どこから手をつけていいか分からずに、行動に移せない人はけっこう多いです。間違った勉強をして挫折してしまう人も周囲で見かけますよね。

「1ヶ月後に英語でプレゼンがある!」のように切迫感がある状況にない人の場合、英語学習の明確な目標がハッキリしないので勉強の優先順位が低くなり、サボりがちです。

[st-kaiwa1 img=”https://smarteigo.jp/wp-content/uploads/2018/10/tsuchimoto0I9A6480_TP_V4.jpg” name=””]初めは何を目標にすれば英語学習のスタートをうまく切れるのかな?[/st-kaiwa1]

このような場合、私はTOEIC600点レベルの英語力を身につけることを短期的な目標としておすすめします。

「TOEIC600点突破をおすすめする理由」
・社会人のTOEIC公開テストの平均点が約600点
・文法など英語の基礎ができていると評価される
・英会話などの発展的な学習の土台になる
・客観的な数値で英語力をアピールできる

つまりTOEIC600点を目指して勉強することで文法や語彙、リーディング、リスニングなどの英語の基礎を習得して、英会話や英文メール、英語プレゼンなど実践的な英語を身につけていく一生モノの土台を身につけることができます。

逆に英語の基礎となるインプットがない状態でいきなり英会話スクールに通っても大した会話ができず、成長も遅いのでお金と時間がもったいないです。

筆者の場合、学生のうちにTOEIC600点を確実に取れる基礎を身につけた後で、TOEIC900点以上を達成したりビジネス英会話ができるようになっていきました。

せっぱつまった事情がない人はTOEIC600点以上を確実に取れる基礎を身につけることを短期的な目標としましょう。

集中的に1日2~3時間勉強すれば、3ヶ月程度で達成できるレベルですよ。

 

この記事では、これから英語学習をスタートさせる人にむけて「やってはいけない失敗」「TOEIC600点を目指すメリット」などをお伝えしていきます。

英語学習の目標、必要なレベルは人によって異なる

英語学習で身につけたいスキルは人それぞれ違う

商談、交渉、プレゼン、外国人ゲストのアテンド。さらに翻訳、通訳、英文書類の処理などなど…

仕事内容によって必要なスキルやレベルは異なります。ひとくちに海外出張といっても英語でプレゼンをやるのか、商品説明をするのか、パーティーでの雑談なのかによって最適な勉強法や必要なスキルが変わってきます。

なので、自分がこれから勉強を始める場合には「どこを目指せばよいのか?」を何となくでもイメージしておきましょう。

そうしないと効率の悪い勉強ばかりして、成果が得られずに挫折してしまいます。

英文法はすべての基礎になる

逆にどんなスキルにも「絶対に必要な基礎」があります。それは英文法です。

「え、文法なんてネイティブは使ってないでしょ?本当にいるの?」と思う人もいるかもしれないですが、ネイティブスピーカーだって幼少期にトライ&エラーで文法を習得しています。日本人が日本語でふだん会話するときも無意識に文法解釈を行っているのです。

文法の基礎を大人になってから学ぶ場合は、幼児のようにトライ&エラーで学んでいると膨大な時間がかかってしまうので、体系的に学べる教材で勉強するほうが効率的です。

大人の脳は論理で考えるほうが得意なので、その強みを活かしましょう。

英単語、発音も基礎を作るのに大事な要素

英文法のほかに豊富な単語の知識(語彙力)、正しい発音のやり方を習得することも英語の土台作りには欠かせません。

英単語が頭に入ってないと相手の言うことも理解できないし、自分が言いたい事を正しく伝えることもできません。不適切な単語を使ったりするとビジネスシーンでは印象が悪くなります。

英語の発音は、相手に伝わるスピーキングを身につけるのに大切です。カタカナ英語が通用するのは日本人だけです。

さらに発音はリスニング力向上にも効果があります。自分の口が音が出せるようになることで、英語の音に耳が慣れてくるので相手の話す英語を聞き取りやすくなる効果もあります。

英語初心者がやりがちな失敗とは?

英文法、英単語、発音の「基礎体力」をおろそかにしてハイレベルな勉強に手を出しても、付け焼き刃になって学習効果は低いです。

ネイティブと会話したり、英語のニュースを理解するなど「英語ができるかっこいい自分」のイメージを追い求めるのは素晴らしいことですが、必要なステップを飛ばしていきなりそこへ行こうとすると失敗します。

基礎体力なしに高度な勉強をすると挫折する

あなたの身のまわりにもこんな失敗をした人はいませんか?

「英会話スクールに通っているけど全然話せるようになってない」
「意味が理解できない音声教材をひたすら聞き流している」
「いきなり洋画の字幕なし、洋書の多読に手を出している」

いきなりネイティブスピーカーレベルの高度な勉強に手を出して「ぜんぜん効果ないやんけ」と止めてしまった人の顔を、皆さんも何人か思い浮かべることができるのではないでしょうか?あるいは自分自身がそれに当てはまるという人もいるでしょう。

どうしてこんな失敗が起こるのかというと、自分のレベルや課題を把握せずに優先順位を間違えて勉強しているからです。

社会人は忙しいので、バランスよくやろうとして手を広げすぎるとかえって失敗します。

[st-kaiwa1]じっくり学習に取り組む余裕がある場合は、まずどんな英語にも通じる「基礎体力」を養うことが大切です。[/st-kaiwa1]

英語の基礎を作ることが最初の学習目標です

そもそも語学力は短期間で身につくものではありません。確かに効率的な学習法やノウハウはありますが、「読む・聞く・書く・話す」のいわゆる4技能をバランスよく鍛えようと思うと何年も努力しなければいけません。

先ほども述べた通り、英語での商談やプレゼン、はたまたTOEIC対策など。その時に必要な英語力は違ってきます。

したがって、あらゆるケースに対応できるように英語の基礎体力をつけておく勉強に取り組むことが大切です。

英語の基礎体力とは、
・英文法
・英単語
・発音
の3つです。

英語初心者はまずTOEIC600点レベルを目指そう

いきなり高度な勉強に手をつけても、実力がともなっていないと勉強した気になるだけでたいした効果はありません。

受験以来英語から遠ざかっていた人や、まともに英語を勉強した経験がない人はいさぎよく自分が素人だということを認めて英語の土台作りに取り組みましょう。

[st-kaiwa1]基礎の大切さが理解できない人はスラムダンクを読みましょう(笑)[/st-kaiwa1] [wpap service=”with” type=”image-text-h” id=”B00EH9AMGM” title=”SLAM DUNK(スラムダンク) コミック 全31巻完結セット (ジャンプ・コミックス)”]

TOEIC600点を目指して勉強すると英語の土台ができる

英文法、英単語、発音の基礎体力ができていると言える目安がTOEIC600点です。

TOEIC600点を目指して勉強することで文法や語彙、リーディング、リスニングなどの英語の基礎を習得できます。

TOEIC600点以上を安定して取れるレベルに到達できていれば、ビジネスで英語を使うときにより高度な英語力が必要になった時に英会話習得プログラムを受けたり、独学をしたりすれば会社が求めるレベルにスムーズに到達できます。

この図があらわすように、TOEIC600点レベルの人は、実践的なビジネスの場面に適応できる英語の素地ができていると会社で評価されます。

TOEIC600点以上を目指すメリットは?

「上場企業における英語活用実態調査 2013年」報告書によるとグローバル化に対応するため全社員に期待する平均スコアは600点となっています。

[st-kaiwa1 img=”https://smarteigo.jp/wp-content/uploads/2018/10/tsuchimoto0I9A6480_TP_V4.jpg” name=””]なんでTOEICなの?英検でもいいんじゃないの?[/st-kaiwa1]

確かに英検も日本で広く認知された資格です。しかし日本企業では就職・転職でTOEICスコアのほうを重視する傾向が強いのでTOEICのほうが自分の英語力をアピールしやすいです。

つまりTOEICスコアを持っておくことで、企業に対してあなたの英語力を客観的な数値としてアピールできるのです。

また、社会人のTOEIC公開テストの平均点は570~580点前後なので600点以上を取っておけば「平均レベルより上の英語力」ということも証明できます。

まとめると、TOEIC600点到達のメリットは以下の2つです。

  • 履歴書にTOEICスコアを書いて英語力をアピールできる
  • 会社での昇進、昇格に有利になる

応用・実践レベルに進む前に英語の土台を作ろう!

英語学習はインプットとアウトプットのバランスがとても大事です。

十分なインプットがないままに英会話レッスンなどアウトプットをしても、自分の頭の中にある知識の範囲内でしか話せないので効果は低いです。基本的な文法、単語が無いとそもそもコミュニケーションが成立しませんからね。

この図のように、インプットとアウトプットのどちらかに偏ることがないように勉強することが英語習得のポイントです。

そして英語初心者の場合はインプットの量がぜんぜん足りてない場合が多いです。なのでTOEIC600点を安定して取れるレベルになるまではインプット重視の勉強をしたほうが良いでしょう。

具体的なTOEICの学習法は、以下の記事でも紹介しています。
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