TOEIC公開テストを受験したら、スコアの結果がどうなるのかすごく気になりますよね。
大前提として公式認定証は必ず郵送で送られてきますが、TOEICスコアを確認する方法としては、次の2つのやり方があります。
- 【オンライン】TOEIC公式サイトにログイン
- 【郵送】公式スコア認定証を受け取る
本記事では、それぞれの詳しい確認方法について解説します。
受験者泣かせなのが、結果発表までけっこう待たされることです。
オンラインでもテスト当日から3週間後、公式認定証が自宅に届くのは4週間後です。これについてはどうしようもないので辛抱強く待つしかありません。
Contents
オンラインでのTOEICスコア確認方法
[st-kaiwa1]まずTOEIC公開テストのスコア確認方法について説明していきますね。[/st-kaiwa1]TOEIC公開テストでは、インターネットから申込をすればテスト当日から3週間後にTOEIC SQUAREのWEBサイト上で自分のスコアを確認することができます。
*TOEIC SQUAREは試験申込や過去の受験履歴が確認できる会員サイトのことです。
ネット上で表示されるスコア結果は以下の通りです。
オンラインでのスコア確認は簡単!TOEIC SQUAREにログインするだけ
TOEIC公式サイトの上のメニューに「ログイン」という項目があるので、そこからTOEIC SQUAREのログイン画面に入ります。
「会員ログイン」という画面が表示されるので、ユーザID(メールアドレス)とパスワードを入力してログインします。
ログインした直後は、次のような画面が表示されます。
大きな文字で「テスト結果」の項目が出ているのが分かります。
「テスト結果の確認」と書かれたボタンを押せば、最新のテスト結果を見ることができます。
TOEICスコアのオンライン発表の時刻は?
TOEIC SQUAREでの発表時刻は、試験日から3週間後の月曜の午後13時頃です。
その前までにTOEIC SQUARE上でチェックしても情報は古いままです。また、月曜が祝日などで休みの場合は、翌日に発表がずれるケースが多いです。
オンライン上で試験結果を見れるようになったら、以下のような「お知らせメール」が送信されます。
メールはTOEIC SQUAREで設定したメールアドレス宛に届きます。メールは受信できていない場合は、迷惑メールに振り分けられていないかチェックしてみましょう。
TOEIC結果をオンラインで確認するために必要なこと
TOEIC公開テストの試験結果をTOEIC SQUARE上で確認するためには、申込時にある条件を満たしている必要があります。
それをしないと、公式認定証が言えに届くまで待つことになるので、少しでも早く自分のスコアを知りたい人は必ずチェックしておいてください。
・「テスト結果のインターネット表示」の項目で「利用する」を選択すること
まず、テスト受験の申込をするときは必ずTOEIC公式サイトから行ってください。
このときTOEIC公式サイトが運営する「TOEIC SQUARE」にユーザー登録する必要があります。未登録の場合は、メールアドレスやパスワードを設定してユーザー登録を済ませましょう。
そして申込情報の入力箇所の「テスト結果のインターネット表示」という項目で必ず「利用する」を選択してください。
そうすれば、試験当日から3週間後にオンラインで自分のスコアを確認できるようになります。
もし「利用しない」を選択してしまうとオンラインで確認できなくなります。申込締切後は変更できないので、かならず最初の申込時点で「利用する」を選択しておきましょう!
オンラインでスコアが確認できない時はこちらを要チェック
先に説明した方法で、TOEICに申込ができていれば、結果発表日にオンラインでスコアを確認することができます。
もしも、スコアが確認できない場合、以下の理由が当てはまります。
・インターネットではなく、コンビニ端末から申込をした
・まだスコアの発表日になっていない
・当該テストの受験から2年以上経過した
基本的にインターネットから申し込めば、オンライン上で問題なくスコアが確認できるようになるので、そちらの方法をおすすめします。
郵送でのTOEICスコア確認方法(公式認定証)
TOEICテストから4週間後に公式認定証が発送
オンラインでのスコア確認を有効にしている場合でも、TOEICテスト実施から4週間後に「公式認定証」が郵送されます。
公式認定証は申込時に入力した住所に送られます。
オンラインではスコアのみが表示されますが、公式認定証の書面上では、問題のタイプ別の正答率(ABILITIES MEASURED)などが詳しく分析されたデータも載っています。
リスニング・リーディングのスコアにはPercentile Rank(パーセンタイル・ランク)という数値が出ます。
これは自分のスコアに満たない受験者が何%いるのかを示しています。
もしあなたのリスニング問題のパーセンタイル・ランクが70%だとしたら、それは自分よりスコアの悪い人が全体の70%いる、つまり上位30%の中に入っているという意味になります。
公式認定証の詳しい見方は、同封されている書類にも説明があります。スコアの見方やグラフの意味がよく分からない場合は、そちらをチェックすると解決します。
TOEIC IPテストでは「スコアレポート」が送られてくる
企業や英会話スクールなどの団体の単位で実施される「TOEIC IPテスト」はスコアレポートが送付されます。
公式認定証との違いは、IPテストは受験から5日後に結果が分かることです。
自分の所属する団体や企業、英会話スクールでIPテストが実施される場合は、ぜひ活用しましょう。(難易度は公開テストと同じです)
スコアレポートの中身については、名前が違うだけで公式認定証と同じです。
TOEICを運営するIIBCの発表によると、公式認定証、スコアレポートの両方とも正式なスコアとして履歴書に書いても良いとされています。
なぜ公式認定証が届くまでに1カ月間もかかるのか?
試験を受けたら、すぐにでも結果が知りたいですよね。
公開テストの結果は4週間もかかり、IPテストは5日後にすぐ結果が出るのはなぜでしょうか?
最大の理由は「公開テストではスコア算出の統計処理に時間がかかるから」です。
TOEICは今や日本国内でも1回で10万人以上の受験者がいるくらいの大規模なテストです。
しかもTOEICの採点は、990点満点の人でも2問くらい間違える問題があるように、単純に「正答数」だけで採点をしているわけではありません。
1つ1つの問題の正答率を分析して、配点に多少のバランス調整をしていることが推測されます。例えば、正解者がほぼ0人の問題は、スコアに含まれない可能性があります。
このように微妙な調整をして客観性のあるスコアを算出するので結果発表まで時間がかかるのです。
ようやくスコアが確定した後で、一人一人の公式認定証を印刷して封筒に入れて郵送、という手順を踏んでいるわけですから、1ヶ月(オンライン発表なら3週間)くらい待つのは仕方ないとも言えます。
一方のIPテストは過去の公開テストで使った問題を使うので、面倒な統計的な処理は終了していて「この問題でこれだけの正答数の人ならこのスコア」というのがすぐに分かります。
IPテストのほうが発表が早いのは、このような背景があるからなのです。
[st-kaiwa1]就職や転職で、公開テストのスコアを履歴書に書きたい人は、スコア発表までに時間がかかることを見越して計画を立てましょう。[/st-kaiwa1]今すぐスコアを測りたい人の代替手段はCASEC
TOEICスコアが発表されるのを待っていられない状況の人は、TOEICの換算点を算出してくれるCASEC(キャセック)を活用すると良いでしょう。
スコアの精度は劣りますが、インターネットで24時間受験できて、すぐにスコアが確認できます。
そのため、早急にTOEICスコアの提出が求められる場合や、TOEIC本番前に実力をチェックしたい場合などに役立ちます。
TOEICテスト結果が出たら、次回に向けて対策しよう!
TOEICのテスト結果を確認して、また次に申込む人は、計画的に勉強していくことが大切です。
当サイト「スマート英語」では私自身がこれまで独学で試行錯誤してTOEICや英会話の勉強をしてきた経験、失敗をベースに、社会人のためのTOEIC対策法を情報発信しています。
目標スコア別のTOEIC勉強法
目標スコア別の勉強法について、以下の記事で紹介中です。
これらの記事で紹介している内容は、独学で自主的に進めていくための勉強法です。
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