TOEIC公開テストの申込方法について説明します。
TOEICの勉強をするときは、明確な期限を意識して短期集中で結果を出すことが大切です。
そのためにも事前にTOEICのテスト日程を確認して、申込期限に間に合うように申込をしないといけません。直前になって「申し込み方法が分からない!」とパニックになる前に申し込み方法と注意点をしっかり確認しておきましょう。
TOEICの申し込み方法は以下の2つがあります。
- オンライン(インターネット)での申し込み
- オフライン(コンビニ端末)での申し込み
一番楽なのは、インターネットから申し込む方法ですね。
インターネットが苦手、PCやスマホを普段使わない人であっても近所のコンビニにある機械から申し込むことが可能です。
Contents
オンライン(ネット)でのTOEIC申し込み方法
個人で受験するときは、インターネットから申込む方法が一番かんたんです。
公式サイトから試験の日程を確認して、住所や試験地などを入力して支払いを済ませるだけ。
10分もかからず申込が完了します。
TOEIC公式サイトから受験を申し込む
まず公式サイトのこちらのリンクへアクセスしてください。
https://www.iibc-global.org/toeic.html
WEBサイトを開いて少し下のほうへ進むと、申し込み可能なテスト日程が確認できます。
オレンジ色の枠の中に表示されている「テスト申し込み」ボタンを押すと申し込み画面へ進むことができます。
申し込む時には以下のような「会員ログイン」画面が表示され、IDとパスワードの入力が求められます。初めて申し込む人は事前にユーザー登録が必要です。
ログインしたら「TOEIC SQUARE」という会員専用のページが表示されます。
その画面に表示されているところから「受験申込」ボタンを押して次の手順へと進みます。
ボタンがいくつか並んでいて迷うかもしれまえんが、たいていの人は「TOEIC® Listening&Reading Test」を受験すると思うので、青色のボタンを押せば大丈夫です。
次に表示されるページでは「個人」か「団体」のどちらで申し込むかを選択することになります。たいていの人は「個人」での申し込みになるので、上のほうの「受験申込>Apply for the Test」と書かれたボタンを押して次へ進みましょう。
後は指示通りに必要事項を入力していけば申し込みが完了します。
このようにネットを使って申し込むと、ログインするだけでテスト結果をオンラインで確認できたり、公式認定証の再発行などもオンラインで処理できるので便利です。
TOEICオンライン申し込み時の支払い方法
ネットからTOEIC公開テストに申込をした場合の支払い方法としては、
・クレジットカード払い
・コンビニ支払い
・楽天ペイ
この3つのいずれかが利用できます。
クレジットカードを持っていればその場で決済を完了できますが、持ってない場合でもコンビニ支払いが使えます。
支払いが可能なコンビニは、セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマートのチェーンの店舗です。
自宅の近くのコンビニまで足を運んでお店の中に設置してある機械を使って支払いを済ませましょう。
そのときにコンビニの店員から受け取ったレシートは、テスト当日まで保存しましょう。レシートには申し込み番号が書かれています。
また、オンラインで申込をすれば郵送で公式認定証が送られる日より約1週間はやく結果を確認することができます。
【関連】TOEICテストのスコア確認方法(オンラインと公式認定証)
オンラインでTOEICに申し込む時の注意点
オンラインでTOEICに申し込む時に、いくつか注意すべきことがあります。
テスト日程によって選択できない受験地がある
東京、神奈川、埼玉、千葉などの大都市であれば毎回TOEICが開催されます。
それ以外の地方都市の場合、テスト日程によっては試験が実施されない場合があります。住んでいる地域によっては2ヶ月に1回しか受験できないということもあるので、自分の地域で希望の日程にテストが受けられるかどうかは事前に確認しておく必要があります。
【参考】受験地別のテスト日程
インターネットでテスト結果を見るために必要なこと
インターネットでテスト結果を確認したい人は、申込情報を入力する画面の途中にある「テスト結果のインターネット表示」という項目で必ず「利用する」を選択してください。
そうしないと、せっかくオンラインで申し込んでもネット上で自分のTOEICテスト結果が見られなくなってしまいます。
オフラインでのTOEIC申し込み方法
インターネットを使わないと申し込む場合はコンビニにある情報端末を使うことになります。
セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、ファミリーマートに設置されている情報端末を経由して「TOEIC® Listening&Reading Test」に申し込みができます。
申込プロセスについての詳しい流れは、公式サイトの「コンビニ端末申込の流れ」の図を確認してください。
近くにあるコンビニに立ち寄ったついでに申込みできるのが、コンビニ端末の良いところですね。
コンビニ端末から申込んだ場合は、試験から4週間後に公式認定証が送付されるまで確認することができません。試験結果をいち早く知りたい受験者にとっては、郵送より1週間はやくスコアを確認できるネット申込のほうが便利だと言えるでしょう。
総合的に見て、ネットで申し込みをするほうが楽だし、オンラインでより早くテスト結果が確認できるというメリットがあるのでオススメです。
オフラインでTOEIC申し込みする時の注意点
オフラインでTOEICテストに申し込むときに注意すべきポイントがあります。
お客様様控えの保管
コンビニによって、申し込み後に保管するべき書類が少し異なります。
セブン-イレブン:「お客様控(資格・検定試験代金払込票、資格検定サービス申込内容確認書)」・領収書(レシート)
ローソン、ミニストップ:「お客様控(お客様へのご案内、お申込み詳細、取扱明細書兼領収書)」
ファミリーマート:「お客様控え(お申込み詳細、取扱明細書兼領収書)」
申込番号について
ネットで申し込んだときは「申し込み番号」が発行され、問い合わせの際に使用するのですが、コンビニで申し込んだ時は代わりに次の番号を使用します。
セブン-イレブン:「お客様控」に記載されている「マルチコピー機登録番号」
ローソン、ミニストップ:「お客様控」に記載されている「受付番号」
ファミリーマート:「お客様控え」に記載されている「受付番号」
TOEICテスト2週間前に受験票が届く
テスト実施日の約2週間前に受験票が郵送されます。
受験票には試験会場や当日のスケジュール、持ち物など大切なことが書かれているので必ず目を通しておきましょう。
最初に受験場所を確認しましょう。
申し込み時に指定した住所の近くになるよう配慮されていますが、やや遠い場所になることもあります。納得が行かなくても変更することは不可能です。
事前に会場までのアクセス方法を調べて当日困らないようにしておきましょう。
TOEIC申し込みでよくある質問
会場の変更、受験できないときの払い戻しの有無など、TOEICの公開テストの申し込みでよくある疑問について解説します。
TOEICの受験料は1回いくら?
TOEICの受験料は5,725円 (税込) / 1回です。
団体割引やリピート受験値引きが適用されない限り、この値段になります。
リピート受験とは、去年と同じ月に受験していると適用されるという割引です。例えば、去年の5月に受験している場合、今年の5月に実施されるテストに申し込む場合にだけ割引価格の5,092円(税込)で受験できます。
申し込んだ後の日程変更はできるのか?
申し込みはしたけど、仕事や家庭の都合で受験できなくなってしまう場合、日程の変更やキャンセルはできません
また、
受験料の払い戻しも不可能です。
もしも受験できなくなってしまった場合は、受験料はあきらめるしかありません。
このことは、TOEIC公開テストに申込んだときに送信される通知メールにも「申込後の『試験日の変更』『申込者の変更』『受験料の返金』はできません。」と明記してあります。
せっかくお金を払って受けるのですから、確実に受験できるようスケジュール調整しましょう。
TOEIC申し込み期限はいつまで?
TOEIC公開テストの申込〆切は意外と早いので注意が必要です。
試験当日の約6週間前が申込期限になっているので、申込みをしてから1ヶ月以上待たされる計算になります。あらかじめ2ヶ月ぐらい先の予定を確認して受験する日を決めましょう。
申込期限を過ぎてしまうと、その次の公開テストまで待つしかありません。
しっかり勉強して狙った日の試験に合わせてコンディションを調整できたとしても、タイミングを逃すとやる気が一気にダウンします。受験を検討するときは、TOEIC公式サイトなどを細目にチェックするようにしましょう。
申し込み期限を過ぎた場合の対処法は?
ネットでのTOEIC申し込みを忘れた場合、コンビニ端末からの申し込みであればギリギリまで申し込みを受け付けているので、コンビニまでダッシュすれば間に合います。
ネットでの申込期限は、申込受付期間の最終日の15時までですが、コンビニ端末からの申し込みは同日の24時まで受け付けています。
それを過ぎてしまうと、諦めて次回まで待つしかありません。
公開テストじゃなくてIPテストを受験したいんだけど…
IPテストは、企業や英会話スクール、大学などの団体単位で実施されるTOEICテストです。
問題の形式や難易度は公開テストと全く同じです。
IPテストは公式のスコア認定証が発行されないのですが、IPテストのスコアも公的なものとして履歴書等に記載しても問題ありません。(企業によっては公式テストのスコアのみ有効とする場合もあるので、応募条件は事前にチェックすることをおすすめします。)
また、1週間程度でスコアが出るので「結果をはやく知りたい!」という人にもオススメです。
自分が所属する企業や、英会話スクールでTOEIC IPテストが開催されるかどうかを一度チェックしてみると良いでしょう。
IPテストが自分の会社でやってない、日程が合わない人は個人で「公開テスト」に申し込みましょう。
申し込み漏れを防ぐTOEICテスト日程通知サービス
TOEICテストの申込期限がいつの間にか過ぎていた!
忙しい社会人にとっては、ありがちなミスです。TOEICは毎月開催されているメジャーな試験なので、逆に油断してしまう危険がありますよね。確実に申し込みをしたい人にとっては、テスト日程通知サービスがオススメです。
これにはTOEICテストの運営委員会が管理しているアプリやSNS,メールマガジンを利用する方法があります。
アプリでテスト日程の通知を受け取る
TOEIC Cal.というアプリをインストールすればスマホで直近で申込可能なテスト日程や申込期限を確認することができます。
iPhoneアプリではTOEIC Cal.、アンドロイド版ではTOEICカレンダーという名称になっています。リスニングなどの教材も少し含まれているようです。
Twitter、FacebookのSNSアカウントをフォローする
TOEIC運営委員会のSNSアカウントをフォローすることで、テストの開催日程に関する投稿をチェックすることができます。
アプリよりもSNSのほうをよく使う人はどちらかをフォローしておけば定期的に情報を受け取れるので、申込みをうっかり忘れるミスを防ぐことができます。
【Twitterアカウント】
@TOEIC_japan
TOEIC Programを実施・運営する(一財)国際ビジネスコミュニケーション協会の公式アカウントです。
【Facebookページ】
TOEIC square
TOEICの運営委員会によるFacebookページです。
メールマガジンでテスト日程通知を受け取る
メールマガジンを受け取ることに抵抗がなければ、TOEIC公式サイトからメール配信サービスに登録することができます。
申込を忘れるという、うっかりミスをリマインダーを受け取ることで予防できます。
メール配信サービスの申込ページ
http://www.iibc-global.org/toeic/merit/04.html
TOEIC受験日を決めたら、点数アップを目指して対策しよう!
TOEICをいつ受験するかを決めた後は、計画的に勉強して点数UPを目指しましょう。
当サイト「スマート英語」では私自身がこれまで独学で試行錯誤してTOEICや英会話の勉強をしてきた経験、失敗をベースに、社会人のためのTOEIC対策法を情報発信しています。
目標スコア別のTOEIC勉強法
目標スコア別の勉強法について、以下の記事で紹介中です。
これらの記事で紹介している内容は、独学で自主的に進めていくための勉強法です。
TOEICコーチングなら2ヶ月で200点UPも狙える
何から勉強すれば効率的なのか知りたい!
3ヶ月以内にTOEICスコアを200点上げないと昇進できない!
そんな人には、英語のプロが専属コーチとなってくれる短期集中型のTOEICコーチングを受講することをおすすめします。
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それぞれカリキュラムや受講形式に特徴があるので無料カウンセリング・無料体験でお試しした上で、自分に合うものを選ぶようにしましょう。