TOEIC受験料は? 10%以上の割引方法、節約のコツ

TOEICのテストに申し込むとき、当然ですが受験料を払わないといけません。

本記事ではTOEICの受験料、受験にかかる費用を上手く抑えるコツについて紹介します。

受験料を安くおさえる方法は次の通りです。

  • オンライン申込でリピーター割引を受ける
  • 会社や学校からバウチャーコードを発行してもらう
  • 公開テストではなく、IPテストを受験する

そのほか「今の実力をサクッと測りたい」「正式に受験する前に力試ししたい」などのようにTOEICを正式に受けるまでもない時には、オンラインですぐに受験できるCASEC(キャセック)を使い、TOEIC換算点を出すという手もあります。

TOEIC公開テストの受験料はいくら?

TOEICにもいくつかの種類がありますが、ここでは最もメジャーな「TOEIC® Listening & Reading Test」について解説します。

TOEIC公開テストの受験料は1回ごとに5725円(税込)です。

公開テストは、インターネットのほかにコンビニ端末からも申込が可能ですが、どちらも受験料は同じです。

クレジットカード、銀行振込など支払い方法によっても値段が変わることはありません。

オンライン申込でリピーター割引を受ける

TOEIC SQUAREはオンラインで公開テストに申し込むために使用するWEBサイトです。

インターネットから申し込むようにしておけば、テストの結果を約1週間はやく確認できるというメリットもあります。

インターネットから申し込むことで「リピート割」という特典が得られます。リピート割とは、1年後に同じ月に受験する場合、そのときの受験料が10%割引になるというものです。

[st-kaiwa1 img=”https://smarteigo.jp/wp-content/uploads/2018/09/s_face.jpg” name=”Toshi” from=”right”]10%割引されると、5092円(税込)になります。[/st-kaiwa1]

たとえば、去年の10月に受験して、今年の10月に再受験する場合に10%の割引が適用されます。ただし、別の月に受験する場合は通常料金を支払わないといけません。

「1年後の、同じ月に受験する場合」のみ使えるという条件なので、なかなかシビアですね。

1年後に受験すれば、2年後も割引価格でTOEICを受けられます。

リピート割は大学・企業の団体受験には適用されません。個人で公開テストに申し込む場合にのみ有効です。

会社や学校からバウチャーコードを発行してもらう

所属している学校や会社が、TOEICを運営するIIBCの賛助会員であれば、バウチャーコードという割引クーポンのようなものを発行してもらうことができます。

これはインターネット上でTOEIC公開テストに申し込むときに入力することで割引が受けられます。

そうすることで、受験料が4,645円(税込)でTOEIC公開テストを受けることができます。

コードは英数字で構成され、テストごとに異なります。たとえば9月開催のテスト用のバウチャーコードを、10月のテストに使うことはできません。

自分の所属する企業や大学が、賛助会員に登録しているかどうか一度確認してみましょう。

TOEIC IPテストを受験して節約する

TOEIC IPテストは企業や学校など10人以上の団体が主催者となる「特定の団体に閉じたテスト」です。

問題は過去のTOEIC公開テストの試験問題を使用します。

自分の所属する企業、大学、英会話スクールなどでIPテストを開催している場合は、そちらを受験することで費用を節約できます。企業によっては、研修費用として会社が受験料を負担してくれる場合もあるので、これを活用しない手はありません。

TOEIC公開テスト TOEIC IPテスト
受験料 5,725円 4,155円

TOEIC IPテストを利用すれば、通常受験料5,725円IPテスト受験料4,155円と、1,570円も安く受験することができるんです。

1,570円もあればTOEICの参考書が1冊買えますね。

ちなみにIPテストは公開テストと違い、約1週間後にはスコアの結果が出るので勉強の成果をいち早く確認するのに便利です。

受験票に貼る証明写真をスマホアプリで作り、節約する

当たり前ですが、TOEICを受験するときは受験票に証明写真を貼らなければいけません。

駅前やショッピングモールなどにある証明写真撮影用の機械を使うと700~800円はかかります。現像した後で失敗だと気づいたらまたお金がかかるので、ムダな出費がかさむリスクがあります。

しかも証明写真の機械って、いざ探そうとするとなかなか見つからないんですよね…

 

証明写真も今ではスマホアプリで作れる時代になりました。

「Bizi ID-コンビニ証明写真」や「証明写真~かんたん・キレイな履歴書カメラ」などのアプリを使えば、かなり節約できます。

 

スマホのカメラで自分の顔を撮影し、あとは自宅のプリンターやコンビニのネットプリントなどを使えば30円でカラー写真が現像できます。

ちなみに証明写真を撮影するときは白い壁を背景にするのが良い写真を撮るコツです。

Bizi ID - コンビニ証明写真

Bizi ID – コンビニ証明写真
開発元:Busica,Ltd.
無料
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TOEICにかかる費用を節約する方法をお伝えしてきましたが、しっかり結果を出すために勉強することも大切です。

勉強のやり方がよく分からない人は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

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CASEC(キャセック)でTOEIC換算点を出して参考にする

自分の実力を客観的に知るためにも、TOEICをまず受験してみることは大切です。

「TOEICの受験料が高いので、何度も受けたくない」
「日曜が試験日だけど、予定が合わない…」

費用や日程の都合でそんなに頻繁に受験できない人はどうすればよいでしょうか?

 

TOEICに代わる1つの方法がCASEC(キャセック)です。

CASECは、TOEICと違っていつでも気軽に、オンラインで受験して英語力を測定できるという利点があります。

・平均的な試験時間は約40~50分
・テスト終了後、すぐに結果を表示
・24時間いつでもオンラインで受験可能

さらに受験料は3,600円(税込)で、TOEICより安価です。

いつでもどこでも、安い費用で受験できるのがCASEC(キャセック)の魅力です。

TOEIC試験実施日に予定が合わないとか、本番を受ける前に学習成果を測りたいという人におすすめです。

CASECスコアと同時に、TOEIC(R)、TOEFL(R)のスコア目安、英検級の目安も表示され、「詳細なスコアレポート」や「CAN-DOリスト」など、学習に役立つフィードバックも得られます。

大手企業や大学など約1,000団体以上が導入している実績もあります。

CASECを使うことで、現時点での英語力チェック、弱点や課題の把握、その後の学習プラン作成に役立つ情報を得ることができます。


また、精度では劣りますが、無料で受けられるTOEIC形式の模試を受けてみるという手もあります。

お金を節約したい人は使ってみましょう。