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TOEIC 「公開テスト」と「IPテスト」の違い/共通点【一覧表】

TOEICって公開テストとIPテストの2つがあるって聞いたけど、何が違うのだろう?

TOEICについてこのような疑問を持つ人は、意外に多いのではないでしょうか?

端的に言うと、個人で誰でも申し込めるのが公開テスト、企業・大学などの団体の中で閉じて開催されるのがIPテストです。試験問題の形式や難易度は同じです。

ただし、公式認定証は公開テスト受験者のみに発行されます。IPテストの場合はスコアレポートというものが代わりに発行されます。

試験結果については両方とも正式なものとして履歴書にスコアを書くことができますが、企業・団体によっては公開テストのスコアのみを受け付けているところもあるので、その点は自分でチェックする必要があります。

したがって公開テストを受験しておいたほうが後で困る心配が無いと言えますが、IPテストは割安で受験できるというメリットもあるので、練習用に何度も受けるという使い方もできます。

この記事では一覧表で公開テストとIPテストの違い・共通点を解説していきます。

両方の試験の特徴をぜひ理解して、TOEIC対策に役立ててください。

そもそもTOEIC IPテストとは?

TOEIC公開テストは個人受験です。

受験者個人で申込み、受験票に書かれた会場で試験を受けます。インターネットから申し込めば、受験から約3週間後にTOEIC SQUAREでオンライン上で結果を確認できます。約4週間後には公式認定証が自宅に郵送されます。

一般にTOEICと言うと、公開テストを指すことが多いです。

一方で、団体受験に当たるのがIPテストです。IPとはInstitutional Programの略です。

企業・学校が10人以上の受験者を集める開催可能で、時間や場所なども団体で自由に設定できます。スコアの結果は、約5営業日後にスコアレポートとして主催団体のほうに報告されます。

IPテストはあくまでも団体向けだから、あなたが通う英会話教室や大学、勤務先の企業などがIPテストを実施していれば、受験可能です。それ以外の団体のIPテストは受験不可能です。

公開テストとIPテストは両方受験しても大丈夫だし、何回受けても問題ありません。

TOEIC公開テストと IPテストの違い

「一覧表」

公開テスト IPテスト
試験内容 最新の問題 過去の試験問題の再利用
申し込み 個人 各団体
開催場所 指定の会場 各団体による
試験日 年に10回 各団体による
試験時間 13:00 ~ 15:00 各団体による
受験料 5,725円 4,155円
運営者 TOEIC運営委員会 各団体
結果報告 オンライン発表:3週間後
郵送:4週間後
約5営業日後
スコア 公式認定証 スコアレポート

「試験内容」

公開テスト、IPテストともに難易度は同じで、スコアも0~990点の範囲で算出されます。

試験の形式や難易度は同じです。

IPテストは過去問の再利用ですが、TOEICの試験問題は持ち帰りやコピーは禁止されており、私たちはTOEICの過去問を見る機会はありません。

たとえIPテストで見覚えのある問題に出会ったとしても、すべての問題を覚えているわけでもないし、正解が何なのかも公表されていないので大して有利になることはないと言えます。

「申し込み」

公開テストの申し込みは個人でTOEICの公式サイトから行います。インターネットから申し込むときはTOEIC SQUAREへのユーザー登録が必要です。

IPテストはまず団体の内部で申請を受け付けてから、団体のほうで一括して申し込みを行います。申し込み方法は企業・団体によって異なるので、各自で確認する必要があります。

「開催場所」

公開テストの会場はTOEIC運営側に指定された場所です。

自分で選択することはできませんが、申込時に選択した都道府県ごとの会場の中から、自力で通える範囲の場所が運営側によって選ばれます。

一方、IPテストの会場は各団体によりますが、たいていは団体の敷地やビルの中にある部屋のどれかで行うことになります。普段から通い慣れた場所で受験できるので、公開テストよりもリラックスして受験できそうです。

「試験日」

公開テストの試験日はあらかじめ決められています。1年間に10回、月に1回程度の頻度で開催されます。試験日は必ず日曜日です。ただし、地域によっては実施回数が異なる場合もあります。

IPテストの試験日は、団体が自由に決めることができます。所属する団体が出す日程表を事前にチェックしてから試験日を決めましょう。

「試験時間」

公開テストの試験時間は運営側によって決められています。

TOEIC L&Rテスト(リスニング100問、リーディング100問)の場合、開始時間は13時、試験時間は2時間で15時に終了します。そのほか受付やガイダンスの時間も厳格に決まっています。試験当日の流れは、自宅に送付される受験票をチェックしましょう。

IPテストの試験開始時間は、各団体が自由に設定できます。
ただし、試験実施時間は公開テストと共通で、L&Rテストなら必ず2時間です。

「受験料」

公開テストは5,725円です。
受験から1年後の試験はリピート割引が適用されて5,092円で受験できます。

IPテストの受験料は4,155円です。勤務先で受ける場合は研修制度の1つとして扱われ、会社が受験料を負担してくれる場合もあります。

「運営者」

公開テストは、TOEICの運営委員会が採用したスタッフによって運営されます。事前に正しい試験運営について指示を受けているので、試験時間やルールに対しても厳格です。

IPテストは各団体に所属する職員、企業なら人事部の社員などが運営することになります。

自主開催のようなものなので、運営側の態度がややゆるい場合もあります。たとえば、試験時間がピッタリに終わらず、何分か伸びてしまうこともあるようです。

「結果報告」

公開テストはオンラインでの発表が試験日から3週間後の月曜日になります。試験実施から4週間後に公式スコア認定証が郵送で送られます。

IPテストの場合は各団体からの解答用紙をTOEIC運営団体が受け取ってから5営業日後に発送となります。したがって、その団体がどのタイミングでTOEIC運営側へ解答用紙を送付しているのかで、結果の郵送日が変わってきます。

「スコア」

公開テストは公式認定証、IPテストはスコアレポートが送付されます。
名前が違うだけで両方とも記載されている内容は同じです。

TOEICを運営するIIBCの発表によると、公式認定証、スコアレポートの両方とも正式なスコアとして履歴書に書いても大丈夫とのことです。

TOEICについて不明点のある人は、公式サイトのよくある質問を確認するとよいでしょう。

 

ところで、企業・大学などの団体によっては公式認定証のみ受け付けている場合もあるので要注意です。

履歴書に書くときは、700点(公式認定証)、730(IPテスト)などのように区別がつくように記入しておきましょう。

 

以上をまとめると、TOEICの公開テストも公式テストも大した違いがないことが分かります。

もし転職を考えている場合は、直前になって困ったことにならないように、公開テストも受験しておくほうが無難でしょう。