「TOEICの有効期限が2年間」はウソ!就職・転職時の注意点とは?

この記事で分かること
・TOEICの有効期限=2年はウソだという事
・履歴書にTOEICスコアを書くときの注意点
・履歴書にハッタリの点数を書いてもいいのか?

Twitterを見ていると「TOEICの有効期限が切れるからもう一度受験しないと..」という投稿をしている人をたくさん見かけます。

 

Twitterを見ていると「TOEICの有効期限が切れるからもう一度受験しないと..」という投稿をしている人をたくさん見かけます。

多くの人が誤解していますが、

TOEICスコアに有効期限はありません!

 

この記事では、TOEICスコアの有効期限は無いという事、なぜ有効期限=2年間という誤解が広まったのかを解説します。それを踏まえて、就職・転職時の履歴書にTOEICスコアをアピール材料として活用するための注意点も紹介したいと思います。

TOEICスコアの有効期限に関する正しい情報をチェックしよう

TOEICのスコアに有効期限は無い

TOEICのスコアに有効期限はありません。

10年前に取ったものであろうが、正式なスコアとして使うことができます。

この事実は、TOEICを運営する「一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会」が公式サイトで正式に回答しています。

これはスコアと公式認定証の両方に当てはまります。

ただし、公式認定証を失くした場合に再発行を申請する場合、試験日から2年以内という制約があります。なぜかこれをカン違いして、スコアの有効期限=2年間と思っている人が多いです。

とにかく、TOEICのスコアに有効期限はありません。

公式認定証、スコアレポートの再発行は2年以内

TOEIC公開テストの受験者に発行される公式認定証に有効期限はありません。これはTOEIC IPテストのスコアレポートについても同じです。

公式認定証も、スコアレポートも効力は同じです。IPテストのスコアは公的な書類に書けないという誤解もたまにありますが、それもウソです。

ただし、その再発行には期限があります。

書類を失くした等の理由で再発行したい場合には、再発行を依頼しなければなりません。

  • 公式認定証(公開テスト):受験日から2年間
  • スコアレポート(IPテスト):受験した年度の翌年度4月1日から2年間

再発行の手順のくわしい情報は、TOEICの公式サイトでご確認ください。

TOEICは受験すれば一生使える資格になる

TOEICに有効期限は無いので、一度受験して取ったスコアは、自分の資格として一生使うことができます。

TOEIC公開テストにおける、日本人の平均点は580点前後です。つまり、600点以上のスコアを取れば、日本人の平均レベルより上の英語力があると言えるので履歴書に書いてアピールのネタとして活用することができます。

しかし、英語力は勉強を継続しないとドンドン衰えていくということは忘れてはいけません。筋トレと同じように、英語力もメンテナンス、継続が大切なスキルです。

この事実を考慮すると、履歴書にTOEICスコアを書くときの注意点が見えてきます。

就職・転職でTOEICスコアを記載するときの注意点とは?

ここからは、就職・転職活動をするときに、取得したTOEICスコアをアピールするときの注意点について整理していきます。

直近1~2年以内に取ったスコアが望ましい

英語にかぎらず、どんなスキル・資格でも使っていなければ衰えていきます。

あなたの「今の英語力」をアピールするためには、直近1~2年で取ったTOEICスコアを書くのが望ましいです。人事担当者も、英語力は使ってないと落ちていく事は知っているので、昔のスコアを出されても信用しないでしょう。

納得感のあるアピールをするためにも、直近のスコアを書いて現時点の実力を人事担当者が把握できるようにすることが大切です。

また、企業側が「TOEICスコアの有効期限は2年以内」と誤解している場合もあります。

そういう場合、反論してもあなたの印象が悪化する結果になるのが現実です。企業側が誤解していることも想定して、直近1~2年以内に取ったスコアを書くほうが無難です。

就職・転職先の企業に「受験日」の指定があるかチェックすべし

事前に募集要項やエントリーシートのフォームを確認することをおすすめします。

企業側の独自の条件として「取得から〇年以内」などが書かれている可能性があるので、もしあればその条件に従わないといけません。

人によっては、TOEICを再受験しなければいけないかもしれないので、1日でもはやくチェックすべきです。

スコア取得の日付や試験の種類を明記しよう

TOEICスコアを利用して、自分の英語力を正しくアピールするためには書き方も意識したほうがよいでしょう。

まず、履歴書の「資格欄」にTOEICスコアを記載します。そのときに点数だけを書くのではなく、受験したTOEICの種類、受験日なども正確に記載しましょう。

書き方の例
・TOEIC リスニング&リーディングテスト 730点 2018年7月, 第232回 公開テスト
・TOEIC リスニング&リーディングテスト 820点 2018年5月, IPテスト
・TOEIC スピーキングテスト 100点 2018年5月

例のように、TOEICのどのテストのスコアを示すのかも明記しましょう。TOEICと名のつくテストも数種類あるので、履歴書を見た人が混乱しないように気をつかいましょう。

ちなみに、現在のTOEICはこれだけの種類があります。

TOEIC Listening & Reading Test

世間で言うTOEICのこと。リスニング100問とリーディング100問の計200問のテスト

TOEIC Bridge Test

TOEIC初心者向けに開発されたテスト。問題数がリスニング50問、リーディング50問の計100問で構成。

TOEIC Speaking & Writing Test

スピーキング、英作文のスキルを測るためのテスト

TOEIC Speaking Test

スピーキングのスキルを測るためのテスト

企業によっては認定証の提出が必要です。さらに、公開テストの公式認定証のみ有効とするなど、企業独自でルールを定めている場合もあります。

・公開テスト、IPテストどちらの点数を書いても大丈夫なのか?
・スコアの認定証の提出は必須か?ちゃんと手元に書類を持っているか?

採用面接を受ける前には、ちゃんと事前に確認しておくと安心ですね。

ちなみに公式認定証の再発行には手数料500円かかり、申請書類到着から4営業日以内の発送となります。

公式認定証再発行の必要書類・送付先・発送についての詳細は公式サイトをチェックしてください。

TOEIC600点以下のスコアは逆効果

日本企業においては、グローバル化に対応するために社員に期待しているスコアの平均が600点です。

企業側にとっては「足切りライン」と言えるスコアです。

したがってTOEICが600点未満の場合は履歴書に書かないほうがよいでしょう。企業側には見向きもされません。

TOEICの日本人の平均点は580点前後です。

つまり600点未満のスコアを書くと「私は平均以下の英語力です」と言っているのと同じで、良いアピールにはなりません。

自分を売り込むためには、平均よりもずっと高いレベルにあることを示すことが大切です。

履歴書に書くなら、最低でも600点を超えてからにしましょう。

【参考記事】転職で必要なTOEICスコアの目安、企業から見たスコア別評価とは?

ウソのスコアを書いたら企業側にばれる?

企業の応募条件に「TOEIC〇〇点以上」などの指定がある場合、ウソの点数を書いてもばれないのでしょうか?

実際のところは、社外の人間のTOEICスコアをわざわざ企業側がTOEIC運営団体(国際ビジネスコミュニケーション協会)に問い合わせることはないし、問い合わせたところで回答はもらえないでしょう。

IPテストなどを社内で実施すれば、企業側には一人一人のスコアを記した書類が送付されますが、それはあくまでも「社員」に限るので、まだ入社していない人は対象ではありません。

というわけで、事実とちがうスコアを書いてもばれる可能性は低いと判断できます。

不利にならない範囲でハッタリを利かせるのは作戦として「あり」だと私は思います。ウソの申告をしてから、ちゃんとTOEICを受けてその点数を超えて「実は最新のスコアでもっと良い成績が出ました」とアピールするという手もあります。

英語の実力はハッタリの点数に見合ったものであれば、ちゃんと結果はついてきます。

TOEICの点数のばれない嘘のつき方については、こちらの記事が参考になります。

TOEICスコアに関する注意点

「TOEICスコアの有効期限=2年間」というのは誤解だということから、就職・転職時にTOEICの点数をアピールするときに意識したいポイント等について解説してきました。

 

最後のほうにウソの点数を書いても大丈夫か?という事にも触れましたが、一番安全な対策は、「現時点の英語力を示すスコア」を提示できるように、直近1年以内にTOEICを受験してから転職活動を行うことです。

 

就職・転職を意識してTOEICの対策をスタートさせたい人はぜひ、当サイトの勉強法の記事も参考にしていただけると嬉しいです。


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