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30代ビジネスマンは英検よりもTOEICを受けるべき!その理由は?

日本における英語の資格で有名なものと言えばTOEIC、英検、TOEFLの3つです。

TOEFLは主に海外の大学に留学する人が受ける試験なので、社会人が英語学習のために受けるべきものとなると、TOEICと英検の2つに絞られます。

英検の勉強は中学・高校のときに経験したことのある人は多いのではないでしょうか。受験のときの内申書で有利になるというウワサが信じられていたのを今でも覚えています。

私自身、社会人になってから英検準1級を取ったことがあります。

英検では英語のスピーキングのテストもあるのでTOEICよりも総合的に受験者の英語力を評価することができるほか、覚える英単語はニュース記事などでよく登場するものも含まれており、非常に勉強になりました。

ただし、自己アピールの武器としての資格という側面から考えると英検は役に立ちません。企業ではTOEICスコアが昇進や転職の際に重視されるのが現実です。

資格は他者にアピールできてこそ価値がある。

そう解釈すると、30代・アラフォー世代のビジネスマンが優先的に取り組むべき英語資格はTOEICということになります。せっかく自分の時間とお金を投資するからには、評価に結びつきやすいほうを重視したほうがいいですからね。

TOEICと英検の問題の違いは何?

TOEICはリスニングとリーディングがそれぞれ100題、計200題の問題で構成され、5~990点までの範囲で5点刻みでスコアが算出される試験です。解答用紙はすべてマークシートで、記述式の問題はありません。つまり「読む」「聞く」のインプット系の英語力だけを客観的に測るものです。

世間でTOEICで言えば、このTOEIC Listening&Reading Testを指し、ビジネスの現場でよく見るドキュメントや会話の場面が問題となっています。

現在は、スピーキングとライティングといったアウトプット系の能力を測るためのTOEIC Speaking & Writing Test(TOEIC S&Wテスト)もありますが、あまり一般的に認知されていません。

一方で英検は「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を測る筆記式の試験です。英単語もビジネス分野よりは政治経済、社会、科学など様々な分野から登場します。3級以上からは二次面接試験もあり文章の音読や質疑応答で英会話の能力も審査されます。

一次試験、二次試験の両方に通過すると「合格」となります。

英検は大学など教育系の機関で採用されており入学試験や単位取得時などに加点されることがあります。どちらかというと中高生が受験のために受けるのが英検というイメージが強いと思います。

現状ではビジネスで評価されるのはTOEICのなので、30代・アラフォー世代のビジネスマンは英検よりもTOEICスコアを上げることを重視したほうが良いと言えます。

TOEICテストを社会人が受けるメリットとは?

TOEICなら5点刻みでスコアを客観的に評価できる

TOEICを受ける最大のメリットは、英語力を客観的な数値で表せることです。

数値化という点で、日本国内で最もおすすめなテストがTOEICです。TOEIC(TOEIC® Listening & Reading Test)の試験はリスニング、リーディングがともに最高495点の計990点満点のテストで、最低スコアが10点から始まり、990点まで5点刻みで採点されます。

5点刻みという非常に細かいスコアになるので、定期的に受験することで自分の英語力が過去からどれくらい成長したのか、それとも衰えたのかがよく分かります。

今の実力や、過去からどれくらい成長したの かという進捗度合いをチェックすることができます。 数字で英語力を「見える化」することで 、将来の目標設定もしやすくなります。

TOEICスコアは精密で信頼できる数値である

TOEICは英検と並んで日本で最も普及している英語資格です。

公開テスト、IPテストを合計すると毎年250万人も受験する大規模なテストです。

TOEICのスコアは単に正答数で決まるのでなく、受験者全体の正答率なども見ながら統計的な処理を加えてから算出されます。あまりに難しい設問があった場合、たとえそれを間違えても満点になることがあるという話を聞くことがありますが、それも統計的な処理の影響です。

さらに年間250万人という受験者数ですから、大量のデータにもとづいて自分のスコアを算出してくれるので結果にも信頼性があります。

また、国内の上場企業の約60%が社員に最低限する期待する英語力としてTOEIC600点を挙げるなど、企業の中で昇進・異動の要件や語学研修の成果指標としてTOEICスコアは広く認知されています。

客観的な数値なので、相手にも伝えやすいというメリットもあります。

英語力の診断ツールとしてTOEICは役に立つ

本当の算出方法は非公開ですが、TOEICスコアの分布を公式サイトで確認すると毎回のテストのスコア分布はほぼ同じ形をしています。

つまり、去年受けたときの700点と、先月受けたときの700点は同じレベルを表しています。去年と今年で700点であれば英語力が伸びていないということです。もし800点にアップしていれば、それだけ受験者全体に占める自分のレベルが上がっているという事が判断できます。

このように、日々の学習で英語力がどれくらい伸びたかをチェックする診断ツールとしてもTOEICは非常に役立つ試験です。

TOEICの良質な教材でビジネス英語の基礎が身につく

大規模な試験なので、良質な教材・サービスが豊富にある

先述したようにTOEICは年間でおよそ250万人が受験する大規模なテストなので、その分TOEICスコアアップに対する市場ニーズが大きいという事が言えます。

市場が大きいのでTOEIC関連の教材は豊富にあります。これは英検についても同様ですが、書店に行けば山のようにTOEICの参考書が並んでいることに気づきます。

そして、厳しい競争の中で出版社やサービス開発者は「他に負けない良い物をつくろう」という熱意にあふれています。

高い品質の教材やサービスがたくさん提供されているので、その中から自分に合った教材を選べるという、学習者にとってありがたい環境が整っています。メジャーな試験を受けることのメリットとして、これは非常に大きいです。

逆に工業英検みたいなマイナーな資格だと教材も情報も少ないのでどういう対策をすればよく分からず、勉強も迷走してしまう心配がありますが、TOEICではそういう心配は不要です。

TOEICは実用的な文章・単語がいっぱいの例文集

TOEIC対策をすることで、英語力向上につながる良質なインプット学習が期待できます。

TOEICで使用される英文や単語は、Educational Testing Service(ETS)という米国の非営利の教育機関が厳選しています。つまり、ネイティブスピーカーも使わない、知らないようなマニアックな単語や文法が出てくることはありません。

ETSはTOEICのほかにTOEFLやGRE(米国の大学院受験で必要な共通試験)などの世界的に知名度のあるテストの問題も作成しており、英語の試験問題作成のエキスパートと言える機関です。

つまりTOEICの問題は、実用的な英語がつまった「良質な例文集」です。

これは大人の英語学習者が知っておくべき、まさに「使える英語」の元ネタになる情報です。

また、設問の内容もただ単に「聴ければいい」「読めればいい」というものではありません。リスニングであれば会話の内容や背景まで理解できないと正解できない問題がたくさんあります。リーディングもただ読むのではなく、なぜこういう文章が書いてあるのかという意図や目的を汲み取ることを要求されます。

このような相手の発言や文言の真意を理解する力は、英語でビジネスをする場面にも役に立ちます。