アルク「TOEIC完全攻略700点コース」の口コミ・評判は?対象レベルや内容、学習効果を解説

アルクの有名TOEIC教材「TOEIC完全攻略700点コース」を実際に取りよせて使ってみました。

本教材は現在TOEIC600点前後のレベルの人向けで、リーディングやリスニングにある程度慣れてきたけど伸び悩んでいる人におすすめです。

また、

TOEICのスピード感、ボリュームについていけずリスニングのPart3、Part4、リーディングのPart7に苦手意識を感じている人が「精聴、速聴」「精読、速読」のトレーニングを積むことで700点の壁を越えるためにとても効果的です。

もちろんアルクのTOEIC通信講座は最新のTOEIC試験形式にも対応しています。

[st-kaiwa1 img=”https://smarteigo.jp/wp-content/uploads/2018/10/tsuchimoto0I9A6480_TP_V4.jpg” name=”TOEICer”] ゆっくり読めば分かるのに本番だと時間が足りない。スクリプトを見ると簡単な英語なのに、リスニングだと聞き取れなかったり、途中で集中力が切れてしまう…
[/st-kaiwa1]

TOEIC700点の壁にぶつかっている人は、このような悩みを抱えている人が多いです。

そのような方には、「英語を英語のまま理解する実力」をつけられるアルクのTOEIC完全攻略700点コースがおすすめです。

でも実際に買う前に教材の中身や使い方、学習効果などをチェックしておきたいですよね。

そこで、独学でTOEIC900点以上を取った筆者が、

・教材の内容や特徴
・得られる効果やメリット
・おすすめ、向いている人

などのポイントに沿って解説していきます。

結論だけ言うと、教材のコースガイドに沿って地道に4ヶ月間取り組むことで700点を確実に取れる英語力が身につくようにできている教材です。

TOEIC600点前後で、700点の壁を超えたい人はぜひ参考にしてください。

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TOEIC完全攻略700点コースで得られる英語力とは?

英語教材の老舗アルクのTOEIC完全攻略700点コースは、700点突破を目指すために不可欠な「スピーディーに英語を読んだり聴いたりして意味を正確に理解する英語力」を4ヶ月かけて養成する通信講座です。

4ヶ月がんばることで身につく英語力、学習効果は次の通りです。

  1. TOEIC頻出の重要単語の暗記・習得
  2. 短い英文への対応力強化と文法・語法力強化
  3. 会話問題への対応力強化と長文対応力強化
  4. 英語をすばやく正確に理解する「精聴/精読」&「速聴/速読」スキル
  5. TOEIC各パートの攻略法や解法テクニック

TOEICは2時間(リスニング45分、リーディング75分)という時間で200問もの問題に答えるシビアなテストです。

700点を取るためには、600点レベルの人なら確実に取れる問題に正解するだけでなく、全体の70%以上の問題で正解しないといけません。そのためには英語を素早く、正確に理解するリスニング力・リーディング力の両方が要求されます。

リスニングのパート3や4(会話とトーク)、リーディングのパート7(長文読解)について悩みを抱えている方は少なくありません。

これを克服するために700点コースで取り組むのが、「精聴・速聴」「精読・速読」です。

アルクのTOEIC完全攻略700点コースでは、1日ごとに綿密に決められたカリキュラムで「精聴/精読」&「速聴/速読」を徹底的にトレーニング。英語を確実に捉える力を養っていきます。

700点以上のスコア獲得に必要な英語力を最短距離で目指します。

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アルクTOEIC完全攻略700点コースの特徴

アルクのTOEIC完全攻略700点コースは「精聴・精読」「速聴・速読」のトレーニングを繰り返し、TOEICテストの限られた時間内に英語を確実に理解し、正解を導く力を身に付けます。

4カ月後には限られた時間内にすばやく解答する力はもちろん、テストの解法テクニックも身につきます。

1日あたりの学習時間は40~60分、4ヶ月間でやるべき事が1日ごとに決まっています。

アルクの教材の特徴は以下の通り。

TOEIC完全攻略700点コースの特徴
・現在600相当レベルの人向け
・1日単位で学習内容が細かく指定
・反復学習を無理なく実践できる構成
・定期的な課題の提出で定着度チェック
・受講者用の講義動画で理解度UP
・専用サイトでの質問&相談

独学でも安心!受講生専用サイト「テストコ」で質問・相談ができる!

通信教材なので独学で進めていくことになりますが、受講者用サイトでの質問&相談および講義動画など自習をサポートする体制も整っています。

テストコの学習相談に対する満足度は98%と高く、「独学ではいくら考えても思いつかないことを教えてもらえて非常にためになった。」などの口コミが寄せられています。

基礎を身につけた後の速読や速聴の学習をスタートするとき、短期的な成果をつい求めて間違ったやり方にハマってしまう人も多いです。

そういう時に、英語学習のプロから正しい勉強法について教えてもらうことができ、自分の学習法に間違いがないか確認できるのは、とても助かります。

アルクのTOEIC通信講座は毎日の学習プランが確定している

TOEIC700点コースのカリキュラム

アルクのTOEIC700点コースの教材は、4ヶ月のカリキュラムで1日ごとにやるべき事が具体的に決められています。

どの教材を何ページやればいいのかが決まっているので「今日は何をすればいいんだっけ?」と迷うことはありません。

1ヶ月は4週間、1週は5日間で構成され4ヶ月で80日間の学習に取り組みます。

学習時間の目安は1日60分程度です。

[st-kaiwa1]実際やってみると90分くらいかかる事もあります。スキマ時間も活用して90~120分程度は確保すると良いでしょう。[/st-kaiwa1]

TOEICのプロが監修した圧倒的なクオリティ

アルクが2005年からロバート・ヒルキ氏、ヒロ前田氏と続けているTOEICスコアアップ指導者育成のための研修講座(TOEIC Teachers’ Training:TTT)からは、多数のTOEIC講師、教材・書籍執筆者が輩出されています。

アルクのTOEIC通信講座では、このTTT出身者が数多く開発に関わっており、教材の内容を多方面からチェックしています。

さらに700点コースの通信講座には、TOEIC対策の指導実績が豊富なプロも監修しています。

*表は横にスクロールできます。

監修者プロフィール
長田 いづみ 福岡を中心に企業や大学でTOEIC対策講座を受け持つほか、
対策指導をする先生のトレーニングも担当。
共著に『TOEIC®テスト基本例文700選』(アルク)など
堤 康博 福岡県で2つの”堤塾”を主宰する英語学習コーチ。
小学生から社会人までの英語指導を行う。
大学などでもTOEIC®テスト対策講座を担当。
共著に『TOEIC®テスト基本例文700選』(アルク)など

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アルクTOEIC完全攻略700点コースの教材の中身

TOEIC完全攻略700点コースの中身について具体的に見ていきましょう。

①コースガイド …1冊
②テキストブック …4冊
③テストブック(Monthly Test 付) …1冊
④ファイナルテスト冊子 …1冊
⑤CD(CD版のみ) …11枚
*MP3版の音声はダウンロードのみとなります。
*CD版とMP3版の2種類ありますが、MP3版のほうが安く購入できます。

もちろん中身は最新形式のTOEICテストに対応済み!

送られてくる教材の量はなかなかのボリューム感です。1つ1つ見ていきましょう。

①コースガイド

コースガイドは4ヶ月間全体のカリキュラム、日々の学習の進め方が詳細に記されています。

1日ごとにやるべきことが明確に決められているので「今日は何をやろうか?」と悩む必要がないのが嬉しいポイントです。

上の画像の通り、テキストブックとテストブックを使って勉強を進めていきます。

1日あたりの勉強時間は60分。

復習や発展学習も60分の中で行うようにできています。

②テキストブック(4冊)

テキストブックは合計4冊。

本講座のメインとなる教材です。1冊ごとに8つのユニットで構成され、1ヶ月で1冊終わらせるペースで取り組みます。

1冊あたり約1㎝の厚みがあり、4冊合わせると約4.5cm程度です。

練習問題が載っているだけでなく、復習や発展学習のアイデアが各所で紹介されています。

③テストブック(Monthly Test 付)

TOEICと同じ形式のリスニング・リーディングの問題を制限時間内で解くための冊子です。

・毎週末に取り組む「ウィークリードリル」
・1ヶ月毎に取り組む「マンスリーテスト」

この2つが収録されています。

難易度もTOEICとほぼ同じで、実によくできています!

TOEIC形式のミニテストで各パートの攻略法を学び、TOEIC本番で通用する実践力を身につけます。

マンスリーテストテストはリスニング25問、リーディング25問のミニテスト。提出が必要で、受講者専用サイト「テストコ」で解答提出、自己採点ができます。

受講開始時期に合わせて、提出期限が指定されるので学習のペースを維持するのに役立ちます。

④ファイナルテスト冊子

4ヶ月間の学習成果を測る最終テストです。

TOEIC本番と同じく、リスニング100問・リーディング100問で構成されたテストで制限時間も本番と同じ模試。

所要時間は2時間、本番のつもりで取り組みます。

受講者用サイト「テストコ」で解答を提出するとスコアが算出されます。

⑤CD(CD版のみ)

付属CDは全部で11枚あります。

テキストブック、テストブック、ファイナルテストで使われる音源がすべて入っています。

「CDはかさばるから嫌い!」という方にはMP3版もあるので、ご安心ください。

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アルクTOEIC完全攻略700点コース教材の進め方を実例で紹介

ここからは実際にテキストがどんな内容になっているのかを写真付きで解説していきます。

まず4ヶ月間の全体の学習内容をざっくりチェックしましょう。

4ヶ月間のカリキュラム

700点コースでは、月~金の平日に勉強し、土日は基本休みというプランになっています。

1~3ヶ月目

3ヶ月目までは、英語の実力を高めることを優先した内容です。

・週の1、2日目 ⇒ 「精聴・速聴」トレーニング
・週の3、4日目 ⇒ 「精読・速読」トレーニング
・週の5日目 ⇒ TOEIC形式のミニテスト「ウィークリードリル」で力試し
・各月の最後 ⇒ TOEIC形式のマンスリーテスト(50問)を受験

週の前半は、リスニングにフォーカスした学習内容です。

TOEICのPart1~4の問題形式に合わせて、リスニング力を伸ばす勉強ができます。

画像にあるような問題に取り組んだ後、「精聴」にチャレンジします。

音声を何度も聞き、穴埋め形式のディクテーションに取り組みます。その後、スクリプトを読みながら意味のまとまりごとにスラッシュリーディングをやります。単語ではなく、一定の意味のまとまりで英語を捉えることで、英語の語順通りに素早く意味を理解できるようになるためのトレーニングをします。

 

週の後半は、リーディングにフォーカスした内容です。

TOEICのPart5~7の問題形式に合わせて、リーディング力を伸ばす勉強ができます。

このような問題に取り組んだ後、「精読」に挑戦します。

パッセージを読みながら、自分が考える意味のまとまりごとにスラッシュ(/)を入れていきましょう。その後で、自分が引いたスラッシュを見ながら音読をして、英語を頭から読んで意味を把握するためのトレーニングを行います。

週の1~4日目までは、英語力を地道に鍛える学習に取り組み、週の5日目にウィークリードリルでTOEIC形式の問題で力試しをします。毎月末にはマンスリーテスト(50問)にチャレンジします。

4ヶ月目

4ヶ月目は、TOEICテストの各パートの特徴や解法のテクニックについて学びます。

・週の1~4日目 ⇒ Partごとの例題、練習問題を解き、本番に慣れる
・週の5日目 ⇒ TOEIC形式のミニテスト「Weekly Drills」で力試し
・4カ月目の最後にTOEIC形式のファイナルテスト(200問)を受験

週末の土日は勉強の予定は入っていないので、遅れが出たときは週末で追いつくように心がけましょう。

週の1~4日目はリスニング、リーディングの各Partの攻略法を学びつつ、練習問題を解きます。

大事なのは、問題を解いて終わりにしないことです。

一回解いた問題のスクリプトを使いながら、テキストに書いてあるやり方を参考にすれば、効果的な復習ができます。

このように、やった事にチェックを入れながら復習できるようにテキストは作られています。

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アルクTOEIC完全攻略700点コースの口コミ・評判

アルクの通信講座は有名なヒアリングマラソンなども含めると累計250万人以上が受講した実績があります。

その中から700点コースを受講した人の体験談を紹介します。

*クリックすると中身が表示されます。

私の会社ではTOEIC600点以上あると、人事評価の際に加点されます。そこで、ひとまず受けると440点でした。最初は600点コースからスタートし、少しずつ学習習慣が身につきました。

600点コースの修了時にTOEICを受験したら、705点取れました。まさかそこまで行くと思わなかったので、スコアを知る前に700点コースを申し込んでいたんです。結果的には、800点コースに飛ばず、700点コースを受講して良かったと思っています。ちゃんと順序を踏んで、継続性のある学習ができましたから。

日々こなす問題は、写真描写や会話の内容を問うものなど、600点コースより実際のTOEICにより近くて、新鮮で楽しかったです。600点コースで705点取れるなら、700点コースを終えれば750点くらい行くのではという欲も出てきました。

平日は仕事から帰った後に1~2時間、休日は朝晩それぞれ2時間ぐらい勉強しました。せっかく購入したので、両コースとも使い倒す気持ちで3回学習しました。

1回目は主に自宅で、テキスト中心の学習です。アルクの学習アプリ「ALCO(アルコ)」にテキストの電子版をダウンロードして、音声も一緒に聞けることに気付いた2回目からは、通勤時間や隙間時間にスマホを開いて、教材を繰り返し聞いたり読んだりしました。

スマホだけで学習できるのは、アルクの講座の良いところです。例えば通勤時は、行きの電車でユニットを1つ読み込み、帰りに2ユニット取り組むなどしました。

700点コースの修了後、TOEICを受けてみたら810点を達成しました。

アルクの教材は内容は意外に簡単だけど、テキストを信じてちゃんと取り組めば、力が付くんだということが分かりました。力が付く理由は、内容がよく練られていて、頻出問題が多く取り上げられているからだと思います。

700点コースで取り組んだシャドーイングの成果で、ニュースや映画の英語が以前より聞き取れるようになったので、今後もさらなる高みを目指して頑張りたいと思います。

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TOEIC完全攻略700点コースがおすすめ・向いている人

700点コースの教材をおすすめできる・向いている人は次の通り。

・TOEIC600点前後でスコアが伸び悩んでいる人
・英語を正確かつ速く理解する実力をつけたい
・学習プランについてカチッと決めてほしい
・自分にあった教材をそろえるのが面倒くさい
・自主的に計画の作成や調整ができる

対象レベルはTOEIC600点レベルです。

英文法の基礎はできていて、比較的ゆっくりとしたスピード感なら英語を読んだり聴いたりして理解できるレベルにある人向けに作られています。

このような人のために「精聴・精読」「速聴・速読」のトレーニングを繰り返し、限られた時間の中で確実に正解できる問題を増やすことで700点突破を目指す教材です。

学習習慣が定着するまではキツイので、三日坊主にならないかと心配になる人もいるかもしれませんが、1週間続けばペースを掴めるので、うまく習慣化できれば愚直に毎日のノルマをこなすのみです。

TOEIC完全攻略700点コースの料金、返金保証

TOEIC完全攻略700点コースの価格は、47,520円~51,840円です。

受講料 1カ月あたり換算 1日あたり換算
700点 MP3版 ¥47,520(税込) ¥11,880(税込) ¥396(税込)
700点 CD版 ¥51,840(税込) ¥12,960(税込) ¥432(税込)

MP3版のほうがお得に購入できます。

そして、アルクのTOEIC通信講座は「全額返金保証」がついています。

受講修了後にTOEICを受験して目標スコアを達成できなかった場合は、受講料を全額返金するという太っ腹なサービスです。

さらに、目標スコアを達成した方には、お祝い金(Amazonギフト券)を進呈してくれます。

手厚い返金保証がついているので、もし教材が合わなかった場合も安心ですね!

アルクTOEIC通信講座の全額返金保証、目標スコア達成お祝い金の条件について
【公式サイト】アルクTOEICテスト完全攻略700点コース詳細

アルクTOEIC通信講座は真剣に勉強したい人におすすめ!

アルクのTOEIC完全攻略700点コースについて、解説してきました。

  • 毎日のノルマが決まっており、迷わない
  • 英語4技能のバランス良い学習プラン
  • TOEICの全パートの攻略法が学べる
  • レベルや目標に合わせてコースが選択できる
  • 受講者専用サイトで英語のプロに相談できる
  • 学習アプリ「ALCO」でいつでも学習できる
  • 目標スコアに到達しない場合には全額返金

などの特徴があり、アルクのTOEIC通信講座は効率的にスコアを伸ばしたい人におすすめです。

目標スコアに合わせた6つのコースがあるので、どれを選べばいいか分からない可能性もありますが、基本的には「自分の現在のスコア+100点」のコースを選べばOKです。

そうすれば、ちょうどいい難易度でムリなく実力をつけることが可能です。

アルクのTOEIC通信講座について広く知りたい方は、次の記事も参考にして自分の目標スコアにピッタリのコース選びにお役立てください。

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