瞬間英作文なら英語の文法・フレーズを「知っている」⇒「使える」レベルにできてスピーキングも伸びます。

英語学習をとりまく環境の変化は本当に速いです。

10年くらい前は英会話を学ぼうとすると駅前などに多くある英会話スクールに高額な授業料を払って週に1,2回レッスンに通うというのが当たり前でした。

今ではインターネットを活用したオンライン英会話や英語学習サービスが数多くあって、独学で自宅でいながら英会話スキルをみがくことも充分できるようになりました。

私自身もSkypeを使ったオンライン英会話で英会話レッスンを受けたことがありますが、英会話の学ぶことでTOEIC対策につながる要素もあることに気づきました。

今回は、市販教材の「瞬間英作文」を使って英語を口にだして言う瞬発力をトレーニングする学習法について解説します。

瞬間英作文で英語の瞬発力をきたえる

瞬間英作文は多くの英語学習記事でも紹介される学習法ですが、継続することで本当に効果があります。

だから多くの人がオススメしているわけです。

TOEIC600〜800点台をさまよっていた頃、英語の構文は理解できるけど、英語を口に出すまでにえらく時間がかかるなぁと感じていました。

これはTOEIC対策ばかりをしているとありがちな状況ですが、瞬間英作文は同じ悩みを抱える人に本当に効果的です。

つかう教材はこれ一択です。

本を開くと左側に日本語の文章、右側に英語の文章が並んでいます。

学習法はいたって単純。付属のCD音源で日本語、英語の順番で文章が読まれていきます。

日本語のほうを聞いたら、英文が読まれる前に自分の頭の中で英語を作文して声に出して言います。例文で使う英文法は中学英語レベルで日本語にするとバカげたくらい簡単な文章です。

たとえば、
・太郎は本を借りるために図書館へ行った
・私は彼の父が書いた小説が好きだ
・彼女はその電車に乗るために走りましたか?

この程度の短い例文です。

しかしこれまで受験英語などインプット偏重で、英語を話すアウトプットの練習をしてこなかった人の場合、最初はかなり苦労します。

文法も単語も理解できているのにも関わらず、です。

その理由は「思ったこと」→「英文」にそのまま変換する英語の思考回路は脳内に定着していないからですね。

インプット重視の勉強では、頭の中で次のように情報を処理してしまいがちです。

たとえば「花」というメッセージを伝えるとき、
バラなど「花」のイメージ
→ 日本語の「花」という単語
→ 英語の”flower”
という順番で、日本語から英語に言い換える処理をしてしまいます。

これでは瞬間的に英語を声に出して言うことができません!

そうではなくて「花のイメージ」からダイレクトに英語の”flower”につながるようにしなければ英会話はいつまでたっても上達しません。

日本語を介さずに「言いたいこと」をすぐに「英文」に出力できる思考回路を養成することで、英会話のスピードを鍛えることができるのが瞬間英作文の真骨頂です。

さらに何度も声に出して言うことで英語のフレーズがデータベース化していきます。データベースに入れば「これを言いたい時のこの英語!」みたいにすぐに文章を引き出すことができるようになります。

データ量が多いほど英会話はスムーズになり、英語が話せる人へと近づけるのです。

Toshi

これまでインプット重視で英語力が伸び悩んでいる人は、ぜひ一度は愚直に瞬間英作文に取組むことをオススメします。

TOEICや英会話に伸び悩んでいる人は瞬間英作文をやろう!

私自身も体験したことですが、瞬間英作文に一定期間取組むことでTOEICテストのリスニングが聞き取りやすくなりました。

TOEICのリスニングの場合、Part1,Part2で短い英文を大量にたたみかけてきます。

これを集中して聞こえてきた英語を丸ごと脳内に入れて意味を理解しなければTOEICのスピード感についていけないのですが、その時に大切な「ひとまとまりの英文をまるっとそのまま理解する」プロセスが瞬間英作文によって楽にできるようになった実感がありました。

これはPart3,4の比較的長い英語のリスニングにも役立ちます。

TOEICリスニング対策は先に問題の選択肢を読むなど、細かいテクニックもたくさんありますが、肝心なのは聞こえてくる英文の意味やイメージを瞬間的に頭の中に留めておくことです。

そのイメージをもとに、正しい解答を淡々と選んでいく作業がTOEICリスニングです。

TOEICスコアが600点台で伸び悩んでいる人は英文法の理解はほぼできているので、スコアの内訳を見るとリーディングのほうが高くてリスニングで上手く点が取れていない傾向にあります。

瞬間英作文には脳内で瞬間的に処理できる英文の量を増す効果があるので、TOEICで読まれる英文のボリュームを受け止めきれずに理解不能におちいるリスクを抑えることができます。

リスニング力を鍛える意味でも、瞬間英作文をやる価値がありますよ。

Toshi

瞬間英作文も音読の1つなので、英語音読で得られる効果が期待できます。
英語音読は意味ある?音読の効果とやり方を高校時代から実践している私が解説

瞬間英作文は単調!短期集中で取り組むべし!

ここまで説明した通り、瞬間英作文は単調で地味なトレーニングなので継続には強い意志が求められます。

それでもTOEIC600点の平均点エリアから抜け出したい人にとってはオススメなので、期間を決めて短期集中で臨むとよいでしょう。

「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」の場合、全体で200ページ程度なので「1日につき10ページ、30日以内で1回最後までやる」みたいに目標と期限を決めて進めましょう。

瞬間英作文は音声さえ聴ける環境にあれば、どこにいても実践できるという長所があります。電車で通勤中も、声なしで英文が脳内で作られるかをチェックできます。

また、自動車通勤の人は、カーオーディオで音を流して、運転しながら勉強することもできます。

もちろん安全運転が最優先ですが…

英会話スクールに通うのは、基礎を作ってからのほうが良い!

誰でも気軽にSkypeなどで英会話レッスンが楽しめるようになりましたが「英語がまったく話せない、聞き取れない状態」でレッスンをしても時間とお金のムダにしかなりません。

なぜなら自己紹介や何を勉強したいのかも伝えられないし、相手の言うことが理解できないときに質問を聞き返すこともできないので、コミュニケーションが成立しないからです。

ですから英会話を独学で学ぶ場合も、文法や単語の知識をきちんとインプットし、さらに瞬間英作文でアウトプットすることで「使えるレベルの知識」の量をある程度ふやしてからチャレンジしたほうが時間をお金を有意義に使うことができます。

今回は独学で英会話の基礎を築く学習法として瞬間英作文を紹介しましたが、独学は孤独との戦いでもあるので、同じことばかりやっているとどうしても疲れてきてしまいます。

インプットとしてのTOEIC対策、アウトプットとしての英会話の勉強を並行して進めたほうが勉強を続ける気力が維持しやすいと思います。

瞬間英作文のやり方を会得すれば、TOEICの問題集で勉強するときに一工夫すれば、ビジネス英語で使うフレーズで英会話の瞬発力を鍛えることもできて、実際の仕事でも役立つ英語力をみがくことにつながります。

皆さんもぜひ、インプットとアウトプットのバランスを意識しながら英語学習を継続していってください。

Toshi

瞬間英作文で英語を口に出すスピードが速くなってきた手応えを感じるようになったら、オンライン英会話などで実際に英語を使ってみましょう!

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