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日本人にネイティブ英語は無用!?その理由をTOEIC935点の私が解説

この記事で分かること
・ネイティブと同じレベル=英語のゴールではない
・英語力は発音以外の文法、語彙力などで決まる
・日本人が本当に目指すべき英語力とは?

英語の勉強となると、多くの人が「アメリカ人、イギリス人が話しているのと同じ発音、表現、言い回しなどをマスターしなくてはいけない」と思ってしまいます。そして、そのゴールが遠すぎることに気づき、挫折して「私は語学の才能がない」と自信をなくしてしまうこともあります。

しかし、それは目標の立て方は正しくないだけで、決して才能の問題ではありません。

世界中で約17億人が仕事・生活で英語を使う今、ネイティブと同じレベルの英語力を必ずしも目指す必要は無くなりつつあります。

この記事では日本人が本当に目標にすべき英語力について見ていきたいと思います。

「ネイティブ英語」って誰が話す英語なの?

「ネイティブはこう言う」みたいな言葉を聞くと、いつもモヤモヤします。

日本人は「英語ができる」=「ネイティブと同じ英語を話せる」、そうじゃないと「英語ができない人」という誤解にとらわれていて、外国語を学ぶときにどこまで目指すべきか理解できていない人がほとんどなのではないかと感じます。

ネイティブ英語も国や地域で色々ある

書店に行くと「こんな時ネイティブならこう言う」「その英語、ネイティブには通じません」みたいなタイトルの本をたくさん見かけます。

確かにネイティブの感覚を知ることは英語習得の役に立ちますが、そのネイティブってどこの国の英語なの?と私なんかは疑問に思います。本の場合は外国人の著者もしくは監修者が生まれ育った国の英語なのですが…

一口にネイティブ英語と言っても、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなど国によって異なります。

さらに、アメリカやイギリスなども地域によって英語の「方言」があります。たとえば、アメリカのボストンなどがあるニューイングランド地方は、特に訛りが強いことで有名です。

そう考えると、ふだん私たちが「ネイティブ英語」と思っているものが一体何のことを指すのか不明確で、曖昧なものだったということが明らかになってきます。

あこがれのイギリス英語を習得しても…

英語を勉強することが好きな人の中には、ネイティブの英語に少しでも近づくことを目的に勉強している人が少なからずいます。

さらに、イギリス英語=かっこいいと思い、あこがれを抱く人もいますよね。

高校生の時、映画007で描かれるジェームズ・ボンドの英国紳士ぶりを見て、私も一時期ブリティッシュ・イングリッシュがかっこいいと思いました。007はハリウッド映画ですが。

ですが、イギリス英語の発音をたとえマスターしても、同じネイティブスピーカーであるアメリカ人にも聞き取りにくいと思われる英語を話すことになります。イギリスの人口は6500万人程度なので、勉強にかけた労力のわりに少ない人数の人にしか通じないということになります。

日本人は発音を気にしすぎる

日本人は発音が上手くできない事を気にしすぎて、気軽に英語を話してみる機会を自ら少なくしています。もちろん、カタカナ英語は日本人以外に通用しないのでダメですが、ネイティブと同じ発音になってないからと言って、気にしすぎる必要もないでしょう。

私のフィリピン留学体験談から感じたこと

私は過去に1ヶ月間だけフィリピン留学を経験しました。

フィリピンは英語を第二公用語としていますが、アメリカ企業のコールセンターが多く進出しており、そこで働くフィリピン人はアメリカ本国の顧客と英語でやり取りをしています。

語学学校で出会ったフィリピン人講師の話す英語はとてもクリアで聞き取りやすい発音でした。

彼らにどうやって発音を勉強したのか尋ねると、IPA(International Phonetic Alphabet)という、いわば国際標準で定められた音の出し方を小学校の頃から授業で学んでいたそうです。

フィリピンは外国へ出稼ぎにいく人が多い国ですが、ネイティブにも非ネイティブにも伝わる「Common English」を習得することが、それを後押ししているのだろうと感じた瞬間でした。

それから私は、日本人も非ネイティブ同士で伝わる英語(Common English)を使いこなせるようになるのが大事だと思うようになりました。

 

[st-kaiwa1] ちなみに、もし今フィリピン語学留学をするとしたら、本気で勉強できる環境が整っているサウスピークを選択すると思います。

卒業生のTOEICスコア平均200点UPという実績はフィリピン語学学校の中で群を抜いてます。楽しい思い出だけで終わらない、成長を実感できる留学にしたいので。
[/st-kaiwa1]

発音が完璧じゃなくても堂々と話せばいい

有名なYoutuberであるバイリンガールChikaさんの動画で、興味深いものがあります。

動画の中で、フランス人女性が「自分はイギリス人、アメリカン人じゃないから彼らと同じ英語を話す必要はない」と言っています。むしろ、発音はそれぞれの国の個性(identity)でもあると。

 

英語が上手いかどうかは、発音だけで決まりません。文法の正確さ、語彙力、相手や状況に合わせて適切な言葉を選べる力とか、全般的な運用力で英語レベルは決まります。

また自分の言ったことが相手に伝わらなかったとき、より簡単な言葉で言い替えるスキルなども重要です。英英辞書に書いてあるような説明を、相手の反応を見て上手く言えるスキルとも言えます。

もちろん、母国語の影響が強すぎて伝わらないのはダメですよ。

【参考記事】
学校では教えてくれない、英語の音声変化のパターン

 

死ぬほど勉強しても、母国語のクセは抜けない

関谷英里子さんは同時通訳者として活躍され、NHKラジオ講座「入門ビジネス英語」の講師もしている英語のプロです。この動画は関谷さんが英語を話している様子を映していますが、あえてツッコミを入れようとすれば、日本語のクセがわずかに残っていると言えます。

英語好きの完璧主義者には気になるかもしれませんが、わずかな訛りなんてどうでもいいです。

[wpap service=”amazon” type=”text” id=”4396616511″ title=”著書”]の中で関谷さんはこれまで20000時間以上を英語の学習に費やしてきたそうです。通訳の仕事でも事前に本番の10倍以上の時間をかけて、背景知識のインプットをされます。

それほどの手間と努力をかけても、母国語の影響を取り除くことはできないものです。

それなのに、私たち一般人が1~2年英語を勉強したところでネイティブレベルになれるわけがありません。

同じ時間を費やすならば、ネイティブの完璧な発音やこなれた表現を覚えるよりも、非ネイティブにも確実に伝わる表現力を身につけたほうが効果的です。

ネイティブスピーカーを取り巻く世界の状況

ネイティブスピーカーは少数派?

2012年のHarvard Business Reviewの発表したデータによると、世界中で英語を話す人の人口は約17.5億人に及びます。そのうち、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダなどで生まれ育ったネイティブスピーカーは約3.9億人と言われています。

仕事や生活で英語を使う人のうち、非ネイティブの割合は約78%となり、今ではネイティブスピーカーのほうが少数派であるというのが、今日の世界の状況です。

 

つまり、私たち日本人が英語を学び、ビジネスの場で使う時に相手も自分と同じ非ネイティブである可能性のほうが高いということになります。

ネイティブの話す英語が世界で通じない?

「世界で英語を使うのが最も下手なのは、ネイティブスピーカーたちだ」というタイトルの英語記事があります。

英語が世界標準となり、日本人からすると「ネイティブスピーカーはいいなぁ、英語を勉強しなくても世界中でコミュニケーションがとれるんだから」と思いがちです。

 

しかし、ネイティブスピーカーの人達も英語で苦労することが増えているようです。

 

色々な国の人達とやり取りすると、普段の感覚で選ぶ単語や表現が、非ネイティブの相手に伝わらないので「こいつの英語、何言っとるか全然わからん」というフラストレーションをお互いに抱えてしまいます。

植民地時代ならまだしも、ネイティブスピーカーの英語がもはや標準ではない時代にきているので、彼らも苦労しているわけです。

日本人が学ぶべきはどんな英語?

17億人に「伝わる英語」を目指そう

アメリカ英語、イギリス英語など「ネイティブ英語」の習得は目指す必要はありません。

なぜなら、ネイティブと同じレベルに達するには膨大な時間が必要で、忙しい社会人にそんな時間はないからです。

 

英語に勉強時間が必要なのは言うまでもありません。

でもどうせやるなら、学習目標は「非ネイティブにも伝わる英語」にすべきです。これなら大人になって英語をやり直す人も、十分到達できるレベルです。

 

赤ん坊が言葉を覚えるようにたくさんの英語を聞いたり読んだりすれば、自然と英語が身につく。

こんな感じの宣伝文句を見かけることがありますが、それは母国語を覚える幼児期にしか通用しないやり方です。脳が発達した大人の場合、論理やルールを先に理解したほうが習得がはやいです。

なので、文法や英文の読み方、リスニングに欠かせない音声変化のルールや発音など、要素別に学びながら、総合力を高めていく学習法がおすすめです。

 

発音はネイティブと同じじゃなくていいとは言いましたが、カタカナ英語は本当に通じないです。日本語のクセをぬいて、聞き取りやすい発音を目指しましょう。

発音はリスニングの向上にも役立つので、一度やってみてください。そのときはフォニックスやIPAを活用すると良いでしょう。

フォニックスは英語圏の子供たちも実際に文字の読み方を覚えるときに使うものです。IPAは先ほど述べたとおり、フィリピン人も学んでいる国際標準の発音のやり方です。Youtubeで検索してみると、フォニックスやIPAの解説動画をたくさん見つけることができますよ。

【参考記事】英語の発音を効果的に学べる発音教材3選

ビジネス英語は「非ネイティブにも伝わる英語」を目指そう

「ネイティブ英語を目指さなくてよい」ということについて述べてきました。

英語のゴール=ネイティブと同レベルというのは日本人が抱きがちな誤解です。ネイティブと同じレベルになるのは何万時間という膨大な努力が必要で、現実的な目標とは言えません。

 

それよりは「非ネイティブにも伝わる英語」を目指すほうが労力も少なく、ビジネス英会話を学ぶ人にとては賢い選択です。

 

英語力は発音だけで決まりません。文法の正確さ、語彙力、相手や状況に合わせて適切な言葉を選べる力とか、全般的な運用力で英語レベルは決まります。

むしろ相手の理解度に配慮しながら、分かりやすく伝わりやすい英語を話せる能力は、私たち非ネイティブの英語学習者のほうが得意です。

「そんなの朝飯前ですよ」と言いたいとき、”It’s a piece of cake.” だと通じないかもしれないから、”I can do the task very easily.” と脳内で変換してから話す。こういう配慮は外国語として英語を学ぶ私たちだからこそ、気づけることです。

皆さんも、ぜひ「伝わる英語」の習得を目指しましょう。

適切な目標設定と正しい方法で学ぶことを意識すれば、妙に高すぎる目標を立てて挫折することもありません。

TOEICのテストなどを活用すれば、短期的な数値目標ができるので、勉強のモチベーションも維持しやすいですよ。

英会話習得を目指すならマンツーマンレッスンを選ぶべき

ビジネスで使える英会話習得を目指す社会人は、グループレッスンではなくマンツーマンレッスンを選ぶべきです。

グループレッスンでは講師が決めた流れで授業を進めなければならず、一人一人の受講者の弱点・課題にじっくり向き合うことは構造的にできません。他の受講生のレベルに引っ張られて、物足りない授業を聞いて我慢しなければいけないこともあります。

 

確実に成果を求めるならば、プロの専属コーチがあなたのレベル・目標に合わせたカリキュラム、学習法を提案してくれる「コーチング英会話」を受講することをオススメします。

代表的なスクールとしては

トライズライザップイングリッシュプログリットなどがあります。

 

また、オンラインでもマンツーマンレッスンを受けられるビズイングリッシュアルーゴは、地方や郊外に暮らす人も気軽に受講できます。

 

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