TOEICのリーディングは、45分のリスニングの後で75分も続くハードな問題です。
TOEIC平均スコアを見ても分かる通り、リーディング平均点はリスニングよりも60~70点低くなる傾向にあります。つまり、TOEICではリーディングのほうが点数を取りにくいパートになっています。
中学・高校で英語を読むための勉強はやってきたはずなのに…不思議ですよね。
TOEICのリーディングのスコアがなかなか伸びず悩んでいる人は多いです。
この悩みを解決するためには、TOEICのシビアな時間配分に耐えられる「本物の英語力」を身につけていくことが大切です。
しかし「問題を解いて答え合わせをして終わり」という勉強をしていては「本物の英語力」は得られません。
ではどうやって英語を勉強すればいいのか…??
具体的な勉強のやり方が分からないよ!という方に役立つのがスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースです。
豊富な問題演習と効果的な復習を実践できるようにアプリが設計されているので、特に勉強のやり方に注意しなくても「英語を正確かつスピーディーに読む読解力」を身につけて、リーディングパートの点数を伸ばすことができます。
以下では、リーディング対策にフォーカスし、スタディサプリTOEICの活用法を解説していきます。
Contents
TOEICリーディング対策の前に知っておきたい大事なこと
「TOEICのリーディングの点数が伸びず、目標スコアに届かない…」
問題演習をしているのに手応えがない人は、「TOEICリーディングに必要な英語力」とは何なのかを、まず理解しておくと良いでしょう。
【英文法】中学・高校の知識を「使えるレベル」にすること
なんだかんだで英文法の知識は大事です。
英文法はリスニング、リーディングの両方のパートで重要な基礎となります。
文法知識を上手く使えるようになれば、英文を読むときの「品詞分解」や「英文解釈」が正確かつスピーディーにできるようになります。これは英語を読んで日本語訳を介さずに意味を理解するために絶対必要なことです。
また、文法はリスニング力にも影響します。
いくら音声を正確に聞き取ったとしても、文章の意味を理解できなければ「ただ音が聞こえてきた」という状況と変わらないですからね。
[st-kaiwa1]TOEI対策で文法を基礎からやるメリットについてはTOEIC文法問題、Part5・6対策の記事をお読みください![/st-kaiwa1]【英文読解力】時間を気にしなければ、意味を正確に読み取れる基礎体力
TOEICのリーディング問題は時間配分がとてもシビアです。
Part5・6の文法・語彙問題は1問15~20秒、Part7の長文問題は1問あたり1分程度で解いていくスピード感が要求されるので、多くの人は「速く読む」ことに気をとられがちです。
しかし、「速読力」の獲得の前に必要なことは「英文を正確に読み取れる読解力」です。これがあって初めて、速読力のトレーニングが効果を発揮します。いわゆる「精読」を先にやりましょうという事です。
【受験者必読】TOEIC Part7新形式の長文問題の対策・勉強法・解き方
【本文重視】復習メインの学習法が効果的(特にPart7)
TOEICのリーディング対策は徹底的に「本文の理解」を重視するアプローチが効果的です。
必ず「本文を復習して理解する」するための勉強をしてください。
時間がないからと言って、本文をざっと1回読んで答え合わせをするだけの勉強では永久にスコアは伸びません。
下手な鉄砲はどれだけ撃っても当たらないのです。
具体的には、最初に精読で本文の内容をしっかり理解します。英文構造や文法・語彙の使い方などを正確に理解して、意味をちゃんと取れるまでやりまましょう。その後は、本文を声に出して読む「音読」を最低10回やります。音読をすることで、速読力が向上します。
「リーディングパートで400点以上取りたい」
「合計で800点以上のスコアが欲しい」
こう思っている人はリーディング対策を決して手を抜いてはいけません。
とは言え…
いざ自力でやろうとすると、ついつい手抜きをしてしまったり、これでいいのかな?と不安になるものです。
貴重な時間をムダにせず、効果的な勉強をするためにも勉強法は大切ですが、スタディサプリENGLISHはその辺のことに悩むことなく勉強を進められるようにできています。
以下では、リーディング教材の中身、活用の仕方について12ヶ月使った私が詳しく紹介します。
スタディサプリTOEIC リーディング教材の内容
スタディサプリENGLISHのTOEICコースでは、こんな感じの教材でリーディング対策ができます。
まずスタディサプリENGLISHのTOEICコースの全体はこのような教材の構成になっています。
パーフェクト講義 | TOEICパート別の対策、頻出問題をマスター |
---|---|
パーフェクト講義 – 英文法編 – |
文法知識をTOEICで使えるレベルにアップデート |
TEPPAN英単語 | TOEIC必須単語1410個を網羅 |
実戦問題集 | 公式問題集より充実の模擬テスト |
*スマホ画面では横にスクロールできます
その中でリーディング(英文読解力と速読力)に効く勉強ができるのは「パーフェクト講義」と「実戦問題集」のPart6、Part7対策の部分です。
Part6,7対策の教材は1レッスンごとに次のような構成になっています。
「解説動画」 TOEIC講師:関正生さんのわかりやすい解説
「単語・イディオム」演習問題で出た単語・熟語の復習
「本文チェック」 ネイティブの音声で英文の読み方をチェック
「スピード音読」 タイマーを見ながら音読のトレーニング
スタディサプリTOEIC リーディング教材の活用法
問題演習
まずは演習問題を解きます。
スタートするとタイマーが作動するので、時間を意識しながら本文を読み、設問に回答します。
解説動画
問題を解いたら、スタディサプリENGLISHの人気講師である関正生さんの解説を聞きます。
TOEICの長文問題のパターンごとに、どういうアプローチで問題を解けばいいのかを丁寧に説明してくれるので、間違った問題があれば特に注意して解説を聞きましょう。
単語・イディオムチェック
次に、本文と設問で登場した重要単語を復習します。4択クイズで単語、イディオムの意味をチェックします。
知らない単語、覚えたけど忘れていた単語などをちゃんと覚えるまで何回も繰り返し取り組みます。
本文チェック
スタディサプリのTOEICアプリでは、ネイティブが読み上げる本文の音声を手軽にチェックできます。
一文ずつに細かく分けて音声が再生できるようになっています。英語と日本語訳がセットで表示されているので「精読」で英文の構造や意味を正確に理解するための良い復習教材になります。
また、自分で音読するときのお手本としても活用できます。
音読をするときは、この音声の発音やアクセントを完璧にモノマネするつもりでやりましょう。
スピード音読
復習の仕上げは「スピード音読」です。
スピード音読こそTOEICのPart6、Part7の長文問題でスコアを伸ばすための最終兵器とも言えるコンテンツです。なぜなら、英語学習の王道で最も効果的な「音読」が誰でも手軽に実践できるからです。
・英語の語順で意味が理解できるようになる
・黙読するときの読むスピードが向上する
・TOEICのPart3,4の長文リスニング対策もできる
スピード音読のやり方は、以下の通りです。
スピード音読では、制限時間を意識しながら自分で口を動かして英文を1つずつ音読していきます。
制限時間内にすべて音読できるまで、最低10回は音読しましょう。
「スピード音読」機能ではスマートフォンのマイクを使って、音読した声を録音してくれるので、自分が正しい発音やアクセントで読めているかもチェックできます。
上手く言えないところがあったらネイティブのお手本を聞いて復習し、もう一度音読をやります。
このように、「本文チェック」と「スピード音読」を活用して音読のトレーニングを繰り返すことで、TOEICの長文問題が試験本番でも正確かつスピーディーに読めるようになります。
【7日間無料体験】スタディサプリTOEIC対策コース
「音読」は英語学習の王道
英語学習の王道とも言える音読を、手軽に実践できるようになっているはスタディサプリENGLISHは単なるTOEIC対策ではなく、その先のビジネス英語でも使えるリーディング、リスニングを身につけることができる一押しアプリです。
私のTOEIC初受験の体験記でも紹介していますが、音読を地道に続けることで
・英語を英語の語順で読めるようになった
・音読した英単語やイディオムは長い間覚えていられた
・音読すると、集中力をキープできた
などの学習効果がありました。
黙読よりも、音読するほうがメリットがあることがおわかりいただけるでしょうか。
音読をすることで、目と耳からのインプット→脳内での処理→アウトプット(声に出す)というプロセスを経て脳が活性化します。インプットに偏りがちな日本人の英語学習にアウトプットが加わり、バランスの良い学習ができます。
さらに目で文章を追うだけの黙読よりも、内容の理解が深まるほか、実際に自分の口で発音するのでリスニングの向上にもつながります。
[st-kaiwa1]スタディサプリTOEICのリスニング学習のやり方、効果については以下の記事をご覧ください。[/st-kaiwa1]メリットが盛りだくさんの「音読」をスタディサプリENGLISHでぜひ実践してください!
テキストと併用すると、長文問題の対策が有利になる
スマホの画面サイズだと、どうしても長文が読みにくいですよね。
紙のテキストと併用すると、リーディング問題を解くときに視野が広く使えてストレスが少ないです。
アプリとテキスト教材を併用することで、さらに+30点UPする効果があるとのことです。
リーディング対策を重点的にやりたい人は、ぜひテキストも併用しましょう!
紙のテキストを使うとき、英文解釈に苦手意識がある人はスラッシュリーディングをやりましょう。
スラッシュリーディングとは英文をかたまりで区切りながら、前から読んで理解していくリーディング法のことを指します。スラッシュリーディングで「返り読み」をする癖を失くすことができます。
返り読みとは、英文を左から右に読んで、今度は右から左に意味を取りながら読み直すことを言います。
英語の苦手な人ほど、返り読みをする悪いクセがついています。
返り読みをしていると、リーディングのスピードは頭打ちになるので「精読」「音読」をするときにスラッシュリーディングを取り入れて、ある程度のかたまりの単位で意味を把握していく練習もやりましょう。
スタディサプリTOEICを1年使った体験談を紹介中です
英会話スクールやTOEIC塾に通わずに、スタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースを使って点数を伸ばした私の体験談、口コミ情報を紹介中です。
スタディサプリTOEICのことをもっと詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
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