【受験者必読】TOEIC Part7長文問題の対策・勉強法・解き方

TOEICでは約45分のリスニング問題の後で75分のリーディング問題を解きます。

文法・語彙問題のPart5、6が続いた後に最後に待ち受ける長文問題がPart7です。

全部で54問あるPart7は限られた時間で大量の英語を読んで内容を理解しないといけません。そのため、集中力が維持できなかったり、時間が足りなくなったりと、苦手な人が最も多いパートです。

本記事ではTOEIC Part7の問題の概要や傾向、問題の解き方や勉強法について935点(リーディング最高点=460点)の私が解説します。

TOEICPart7の概要・出題内容

リーディング100問のうち、Part7は54問と50%以上を占めるスコアUPには避けて通れないパートです。

まさに鬼門…長文問題も短めの英文から2つ以上の英文を読む長いものまで多岐にわたります。

Part7の問題構成

*表は横にスクロールできます。

出題形式 大問数 大問内訳 設問数
シングルパッセージ
(長文1つ)
10セット 2問×4セット
3問×3セット
4問×3セット
29問
ダブルパッセージ
(長文2つ)
2セット 5問×2セット 10問
トリプルパッセージ
(長文3つ)
3セット 5問×3セット 15問

広告、テキストメッセージ、納品書などのビジネス文書、メール(社内、社外、クレームなど)、社内メモ、ニュース記事、Web広告、さらに複数人によるチャット画面などたくさんの種類があります。

Part7の時間配分の目安は55分

リーディングの各パートの標準的な時間配分は、以下の通りです。

問題数 時間配分
Part5 30 10分
Part6 16 10分
Part7 54 55分
合計 100 75分

Part7の54問を解く目安は55分、設問1つにつき約1分ということになります。

たとえばシングルパッセージの4問で構成される長文の場合、問題文を読んで4問すべてに解答するまで約4分でやりきる、という計算になります。

Toshi

私のTOEIC経験から分かったことですが、リーディングパートを時間ギリギリで全部解き終えれば、450点くらいのレベルです。

900点を目指す人ならこれを目安にすべきだが、700点・800点台を目指すなら「NOT問題」や「文挿入」など難しい問題を捨てても大丈夫です。

TOEICPart7 長文問題の解き方

Part7の問題は、基本的に本文の内容を正しく読み取れていないと正解できません。

基本は本文をしっかり読むこと!

シングルでもトリプルでも、基本的なアプローチは同じ。本文を1行目から最後までちゃんと読むことを心がけましょう。

シングルパッセージの問題の解き方

本文を読む前に、文書の種類を確認します。

種類は本文の上の「The next questions refer to the following e-mail.」などのように記載があります。

次に設問文に一通り目を通します。

選択肢までは見なくていいです。見てもどうせ覚えきれないので。

そして、本文を見ながら、1問目から順番に解いていきます。

たいてい設問の順番と答えのヒントとなる文章が出てくる順番は一致しているので、本文を読みながら1問→2問という順番で処理していけるようになっています。

 

ただし、新形式になって登場したチャット形式の文章と、本文に一文を挿入する問題については、文章全体を把握しないと回答しにくい問題なので、最後まで読んでから設問に取り組むほうが良いです。

チャット形式の文章は会話の途中から読み始めるという設定になるので、全体を読まないと登場人物の発言の意図が読み切れないことが多いからです。

一文を挿入する問題も同じで、全体の流れを把握していないと、前後関係からどこに入れるのか正解かを判断しきれません。

ダブルパッセージの問題の解き方

2つの英文を読むダブルパッセージでも、基本的な解き方はシングルパッセージと同じです。

まず二つの文章の組み合わせを確認、設問に目をとおします。選択肢は読めなくていいです。

それから、本文を読み進めていきます。

 

基本的に1番目の設問は、1番目の文章に答えが書かれていることが多いですが、2番目以降の問題は1つ目、2つ目のどちらに根拠があるかは事前に断定できません。

本番で時間がなくても、1問目だけは何があっても正解したいところです!

 

あくまでも、本番を最後まで読んで文脈と内容を理解してから回答するようにしてください。

「語句の言い替え」問題なんかは、その場で解答できそうな雰囲気ですが、実は文脈の理解を問う問題です。語彙の知識だけで応えようせず、前後の文のつながりからふさわしい意味を選ぶことが大切です。

*単語の知識を問う問題はPart5で出るので、Part7で同じ意図の問題は出るとは考えにくいですよね。

トリプルパッセージの問題の解き方

3つの文章からヒントを探すトリプルパッセージですが、基本的な解き方はダブルパッセージの時と同じです。

3つの文章の種類を確認し、設問にサッと目を通します。それから本文を読みすすめていきます。長文が3つの場合、すべてが長い文章になることはないので、心配しすぎる必要はありません。

トリプルパッセージの問題は複数の文章にあるヒントを根拠にしないと正解を選ぶことができません。英文1-英文2、英文1-英文3、英文2-英文3、または全部の英文というパターンがあります。

最初からそのつもりで本文を読み進めることが、遠回りなようで実は近道です。時短テクニックとしてスキャニングなどがありますが、当てにしないほうが良いです。

速く正確に読む英語力を高めるほうが正攻法です。だいたい、初めて読む文章なのに回答のヒントがどこにあるかなんて一目見ただけで判断できるわけがありません。

本文を最初から速く正確に読むことこそ、Part7のベストな攻略法です。

TOEIC Part7の対策・学習法【これが王道】

【要点】
・本文重視の復習スタイル
・1文ずつ丁寧に精読(英文読解)
・精読の後で本文の音読10回
本文重視の復習スタイル

問題を解き、答え合わせをして終わりではPart7のスコアはいつまでたっても伸びません。

必ず「本文を復習して理解する」するようにしてください。時間がないと、ついつい面倒くさくなって本文をないがしろにすることが結構います。こういう人がやりがちな、本文をざっと1回読むだけで、答えを気にするやり方では勉強してもスコアに結びつきません。

多くの人が面倒だと思ってやらない事にこそ、Part7点数アップの秘訣があるのです。

本文をきちんと読みこめば、TOEICの長文問題は必ず正解できます。

日本語訳を読んでみて「え、こんな簡単なことが書いてあったの?」とビックリしたことはないでしょうか?その程度の内容なので、たとえ英語でも本文を丁寧に読めば、確実に理解できるレベルです。

800点を超えるまでは、とにかく本文をきちんと復習することを優先しましょう。

1文ずつ丁寧に精読(英文読解)

本文をきちんと復習するときに絶対やるべきなのが「精読」です。

精読とは英文を文法構造・語彙・語法などの観点から正確に意味をとらえて、内容を理解することです。

つまり、正確に意味を把握すること。受験英語で言う「英文読解」です。精読を飛ばして、いくら速読の練習をしたところで内容が理解できないので「読んでも頭に残らない」という問題にぶち当たります。

精読をするときは受験英語さながらに「主語はこれ、動詞はここ、これが分詞構文で…」みたいに文法的な構造を確認しながら1つ1つの文章の意味を把握します。知らない単語があれば、辞書などで意味もチェックして暗記します。

【参考】TOEICリーディング苦手な人へのおすすめ対策「英語の精読」教材

単語の意味は解説に書いてあることもありますが「解説に載っていない」「載ってても説明が雑」などの場合があるので、辞書は1つ手元に置いておきましょう。

 

Part7の長文はパターンが限られているので、問題演習で解いた長文を丁寧に精読する努力を積み重ねていけばTOEICの出題パターンに適応できます。

そうなれば、本番で初めて読む長文でも「あ、このパターンか!」と落ち着いて読めるようになります。

精読の後で本文の音読10回

本文の「精読」をやったら、今度は音読をやります。

音読をすることで、

・英語の語順のまま文の意味が理解できる
・日本語訳を介さずに意味が理解できる

などのメリットがあり、結果的に英語を読むスピードが向上します。

英語を体にしみこませるイメージで、音読を最低10回やりましょう。

注意点は「構文、意味を意識しながら読むこと」です。

意味が分からぬまま読んでいてはお経を唱えているのと変わりません。

声に出さずに読む「黙読」だと、よく分からない所を流し読みしてしまい、本当に理解すべきポイントを放置しがちです。

ボソボソ声でもいいので、ぜひ声に出す「音読」を実践しましょう。

音に出して読んだ時に、うまく読めない部分は「発音が良く分からない」「英文読解ができてない」など課題がある場所です。このように音読には、理解が不十分なところをあぶり出すという効果もあるので、復習の効率を上げることができます。

【まとめ】TOEIC Part7対策

TOEICの長文読解問題であるPart7の対策・学習法について解説してきました。

これらの難点は、独学で地道に進めるときに「相当な意志力」が必要だという点です。

受験勉強のように紙のテキストや参考書で勉強するのが嫌いな人にとってはハードルが高いです。英語学習はとにかく続けることが大事なので、従来の教材に抵抗感がある人はスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースを試してみると良いでしょう。

【935点GET】スタディサプリENGLISH TOEICの評判・口コミは?12ヶ月間使った私が効果を徹底レビュー
一人ではどうやって勉強していいか分からない!
何から勉強すれば効率的なのか知りたい!
3ヶ月以内にTOEICスコアを200点上げないと昇進できない!

そんな人には、英語のプロが専属コーチとなってくれる短期集中型のTOEICコーチングを受講することをおすすめします。

英語学習ノウハウを熟知したコーチが、ひとりひとりの弱点・課題に合わせて学習プランや勉強内容を提案し、日々の学習をチャット・面談などのコミュニケーションを通じてサポートしてくれます。

ライザップイングリッシュPROGRIT(プログリット)、または大学受験向けの英語塾をバックボーンとするLePlus(レプラス)などが代表的です。どれも週1回など定期的にコーチングを受けながら、学習計画に沿って毎日自習を進めていくスタイルです。

 

おすすめは、科学的アプローチあなたに合った最適な学習法を提案してくれるプログリットです。

第二言語習得理論など言語学にもとづく英語学習コンサルティングによって「2ヶ月間で受講者のTOEICスコア平均150点UP」という成果を出しています。学習時間を確保するための生活リズムや仕事の進め方の見直しなど、ライフスタイル全般にわたってサポートしてもらうことで短期集中でのTOEICスコアUPを実現できます。

【プログリット】2ヶ月でTOEIC200点上げる短期集中英語コーチングの特徴、メリット、評判・口コミ

 

それぞれカリキュラムや受講形式に特徴があるので無料カウンセリング・無料体験でお試しした上で、自分に合うものを選ぶようにしましょう。

まとめると、次のようになります。

(1)対面の授業でしっかりTOEIC対策の講義を受けたい
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)

(2)いつ、何を勉強すべきかを科学的にカッチリ決めてほしい
PROGRIT(プログリット)

(3)長年の英語塾ノウハウで単語・文法の基礎からしっかり教えてほしい
短期TOEIC塾LePlus(レプラス)

(4)通学が無理 or 費用をなるべく抑えたい
スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン

 

【TOEICコーチング参考情報】
TOEIC対策の英語コーチング 2ヶ月で100~200点UPできる3社を厳選比較