【TOEIC Part7 】リーディング苦手な人へのおすすめ対策「英語の精読」教材4選

現在のTOEIC(TOEIC Listening&Reading TEST)は、まさに時間との闘いと言えるテストになりました。リスニングが45分、リーディングが75分の計120分で200題もの問題を解かなければならないからです。

リスニングのほうは全員同じペースで解くことになるのですが、リーディングの75分は、受験者がそれぞれのペース、時間配分で解くことができます。

リーディングの各パートの理想的な時間配分は、以下のようになっています。

問題数 時間配分
Part5 30 10分
Part6 16 10分
Part7 54 55分
合計 100 75分

そして、ほとんどの受験者が頭を抱えてしまう、まさにTOEICの鬼門といえるのが長文読解問題のPart7です。

TOEICのリーディングでいつも時間が足りない!
Part7の勉強のやり方が分からない…
勉強しているのに、英文が読めるようにならない…

Part7が苦手で、このような悩みを抱えているTOEIC学習者はたくさんいます。

なぜTOEICのリーディング問題が苦手な人が多いのか?

それは「英文を速く正確に読む力」が要求されているからです。そして、ほとんどの受験者は「速く読む」以前に「正確に読む」ところで問題を抱えているのが現実です。

「TOEICは時間配分が大事」…このことは多くの受験者が知っています。そして英文を速く読むこと(速読)、たくさん読むこと(多読)に特化した勉強をしてしまいがちです。その際に「英文を正確に読む力」が足りていないと、どこかのタイミングで行き詰り、スコアが伸びなくなります。

Part7で出題される英文を読みこなすには、速読の前に「精読」ができるようになることが絶対に必要です。

精読とは英文を文法構造・語彙・語法などの観点から正確に意味をとらえて、内容を理解することです。

つまり、正確に意味を把握すること。受験英語で言う「英文読解」です。

精読ができるようになって初めて、英語を速く読むためのトレーニングも効果を発揮できるようになります。

時間がかかりますが、TOEICの問題だけではなく、ニュースの英語記事やビジネス文書を完璧に読みこなせるようになるためにも「精読」スキルは絶対に身につけておかなければいけません。

本記事ではPart7の得点力の土台ともなる「精読」を学べるおすすめの教材を紹介します。

【受験者必読】TOEIC Part7長文問題の対策・勉強法・解き方

スコア別:TOEICリーディングが伸びない人の原因

現状のTOEICスコア、学生時代に英語を勉強した量によって、TOEICのリーディング(特にPart7)のスコアが伸びない原因は異なるものです。

総じて言うと、

TOEICのリーディングが350点以下の人は、英文を読むための基礎ができていない状態です。

TOEICの合計点が500点以下の人の場合

リスニング・リーディング合わせて500点以下の人の場合、そもそも英文法の基礎ができていない、学生時代に勉強したきりで忘れてしまったという状態です。

そもそも英語を勉強する習慣ができていないので、文法・語彙力のレベルがTOEICに追いついていません。リーディングの長文問題を読みこなすための読解力以前の問題です。

その場合、文法からやりなおす必要があります。学生時代に習った文法知識を一通り復習してから、精読(英文読解)のトレーニングを行いましょう。

【参考記事】TOEIC500点突破のための勉強法

TOEICの合計点が700点以下の人の場合

リスニング・リーディングの合計が700点以下の人の場合、次のいずれかの状態が当てはまります。

(1)スピードに気をとられて精読を軽視してしまい、結果的に読むのが遅い
(2)精読はある程度できるけど、速く正確に読むトレーニングができていない

ゆっくりのスピードでできない事を、速くやってできるはずがありません。

学生時代に受験英語をやっていた人の中には、当時のカンも頼りにして500~600点くらいのスコアが取れる人もいるかもしれません。しかし、精読を軽視する人は600点を超えた辺りで行き詰るでしょう。

TOEICのリーディング対策は、受験勉強の+αです。

受験勉強で英語をやったなら、その資産をまずは掘り起こして、しっかり使えるようにすることが大切です。いきなりTOEIC対策や問題演習ばかりやっても付け焼き刃で、「一生モノの英語力」「ビジネスでも使える英語の基礎」を手に入れることができません。

だからこそ、遠回りに思えても、受験英語でやったような「英文読解」、ときには「英文和訳」にも取り組んで、「精読」を自分のものにしないとダメなのです。

英文精読のおすすめ教材

英語の「精読」のやり方が身につくおすすめ教材を紹介します。

自分に合う1冊を選び、何度もくりかえし使ってください。あれこれ手を出さずに、同じ教材で「反復学習」するのが効果的です。くりかえし読む時は、音読も取り入れましょう。

大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本

 

著者の肘井学さんは受験アプリ「スタディサプリ」の人気講師として活躍している人です。

短い英文を題材にして、英文読解のための33の文法テーマをマスターできる教材です。

すべての英文に構文の解析、SVOCの解説がされており文法知識をベースにして英語を読めるようになります。この1冊をまず1周すれば、文法の知識も思い出しつつ、精読の基礎が身につきます。

ただし、TOEICで読むような長文は出てこないので、慣れてきたら他の教材に切りかえることをオススメします。

大学入試 肘井学の ゼロから英語長文が面白いほどわかる本

 

さきほど紹介した教材と同じく、肘井学さんの書いた「どうしたら英語長文が読めるようになるか?」をテーマにした参考書です。

11の解き方ポイントと24の読み方ポイントを掲載、英文構造が一目で分かる図解もついています。さらに音読の練習で使える音声もダウンロードできます。音読用の白文を掲載したページもあります。

「大学入試 肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本」と2冊セットで使うのがオススメです。

大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス

 

スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースでも講師をつとめる人気英語講師の関正生さんによる英語長文読解の参考書です。

すべての長文に構文解析の解説がついており、一文一文がどんな構造になっているのかを丁寧に学習できます。主語や動詞を的確に把握することが精読のカギなので、本書の丁寧な解説は役に立ちます。

さらにネイティブスピーカーによる英文朗読の音声もダウンロードできるので、その音源を使って音読の練習もできます。TOEICのPart7だけでなく、リスニングパートでも効果が期待される教材です。

基礎英文解釈の技術100 (大学受験スーパーゼミ徹底攻略)

 

有名な英文解釈の技術シリーズの1冊です。TOEIC対策にはこちらの「基礎」編がおすすめです。

英文解釈のポイントが100講でまとめられており、英文の構造も図解で記載されているので、リーディングが苦手な人も挫折せずにやり切ることができます。また、CDも付属されているため、リスニング力の向上にも役立ちます。

ただし、基礎的な文法知識、基礎レベルの単語を知らないとキツイかもしれないです。

英文精読の教材を活用するための勉強法

英文精読のトレニンーグができる教材をいくつか紹介してきました。

独学で勉強を進める場合のおすすめ勉強法は「同じ教材で何度もくりかえし学ぶ」こと。

つまり反復学習です。

1つの問題を1回だけ解いて終わりにするのはもったいないです。

ダウンロード音声のリスニング、英文の音読をそれぞれ10回はくりかえしましょう。そして英文を読んだときに英語の語順のままで意味をつかめるようになるまで、何度でも読みましょう。

 

今回紹介したのは大学受験用の教材なので、英文和訳の解説も含まれている場合があります。社会人がTOEICを目指して勉強する場合、日本語訳を書く問題はないので、その辺りの解説は斜め読みで流してもよいです。

むしろ、英語を順番通りに読み、文法構造にしたがって細かいカタマリ(チャンクと言う)の単位で意味をつかめるようになってください。

 

英文を速く正確に読めるようになるためには、細かく分けたカタマリのサイズで意味をつかみながら文章全体の意味を理解できるようにすることが大切です。英文和訳のようにこなれた日本語を頭の中で作っていると時間がかかるので、そこまでする必要はありません。

チャンクで意味をとらえるというやり方は、慣れてない人にはイメージしにくいですが、本記事で紹介した教材で学習すれば感覚がつかめるようになりますよ。

 

最後に、英語学習をこれから始める人は辞書を1つ手元に用意しておきましょう。

電子辞書なら鞄の中などに入れて持ち運ぶことができたり、単語の発音などもチェックできるので便利です。

社会人が今から電子辞書を1個買うなら、英和辞典、和英辞典、英英辞典がそろっているこちらがオススメです。

 

TOEICだけでなく、英会話レッスンを受けるときなどに「あれ、この日本語は英語で何ていうんだっけ?」となった時にすぐ調べることができて助かります。あと、ネット上の辞書で調べるより速いです。

まとめ

TOEICのPart7の土台となる「精読」の重要性と、おすすめの教材・勉強法について解説しました。

これらの難点を1つ挙げるとすれば、独学で地道に進めるしかないという点です。受験勉強のように紙のテキストや参考書で勉強するのが嫌いな人にとっては、かなりハードルが高い方法と言えるでしょう。

英語学習はとにかく続けることが大事なので、従来の教材に抵抗感がある人はスタディサプリENGLISH TOEIC対策コースを試してみると良いでしょう。

12ヶ月間実際に使った本気のレビュー記事もあるので、登録前にチェックしてみてください。

【1年で935点】スタディサプリTOEICの評判・口コミは?実際に使った効果を徹底レビュー

 

一人ではどうやって勉強していいか分からない!
何から勉強すれば効率的なのか知りたい!
3ヶ月以内にTOEICスコアを200点上げないと昇進できない!

そんな悩み・希望をお持ちの場合、短期集中でTOEICの点数を伸ばすことに特化したコーチング型の英会話スクールを受講するという手もあります。

忙しいビジネスマンも時間を有効活用して成果が上がるということで人気を集めています。

おすすめは科学的アプローチで、あなたに合った最適な学習法を提案してくれるPROGRIT(プログリット)です。

第二言語習得理論など言語学にもとづく英語学習コンサルティングによって「2ヶ月間で受講者のTOEICスコア平均150点UP」という成果を出しています。学習時間を確保するための生活リズムや仕事の進め方の見直しなど、ライフスタイル全般にわたってサポートしてもらうことで短期集中でのTOEICスコアUPを実現できます。

【公式サイト】PROGRIT(プログリット)

 

また、今やTOEIC定番アプリとしての地位を築いたスタディサプリENGLISHにも、オンラインでプロのTOEICコーチから個別指導を受けられるパーソナルコーチプランもあります。

独学でアプリで勉強しているときに、疑問や質問があったときに気軽に専属コーチに相談できるのは嬉しいポイントです。アプリだけの登録に比べると割高ですが「3ヶ月以内に絶対にTOEICで結果を出さなければいけない人」にはパーソナルコーチプランがおすすめです。