大手英会話スクールと英語パーソナルジムの比較 本当に選ぶべきはどっち?

これまで英会話スクールと言えば、駅前に多くの店舗を持つ大手英会話スクールや個人経営の教室がほとんどでしたが、2018年現在では専属トレーナー付きの英語パーソナルジムが登場し、スクール選びを検討している人にとってはより多くの選択肢から自分に合ったものを選べる状況になりました。

一方でどれを選べばよいか判断に困るという悩みを持つ人も増えてきました。

  • 30代、アラフォー世代で英語をこれから学びなおす人
  • 趣味ではなく、仕事で使える実践的な英語を身につけたい
  • TOEICスコア、ビジネス英語など明確な達成目標を決めて取り組みたい

今回はこのような人を対象に、大手英会話スクールと英語パーソナルジムのどちらが適しているかを比較検討していきます。

結論を先に言うと、30代のビジネスマンが実践的な英語を習得したいのであれば、英語パーソナルジムを選択したほうが良いです。

たしかに大手英会話スクールに比べると料金も高くて学習スタイルもシビアな印象です。しかし、トレーナーの指導のもとで目標と期日を決めて確実に学習時間を積み上げて成果を得られることが期待できます。ダラダラとスクール通いを続けるよりも長期的には安上がりで、英語力を伸ばすことでつかめるチャンスも多くなると判断できます。

明確な成果指標のもとに実践的な英語を身につけたい。そんなニーズを満たすために、どのようにスクール選びをすればよいのか?これは難しい問題です。

30代、アラフォー世代が確実に英語力を身につけるにはどちらが適しているのか。以下の比較内容をぜひ参考にしてください。

比較のポイント① 教室の雰囲気の違い

「大手英会話スクールはネイティブと楽しく英語を学ぶ場所」

既存の英会話スクールと英語パーソナルジムでは、教室の雰囲気が大きく異なります。

大手英会話スクールは、和気あいあい、英語で話すのを楽しむといった雰囲気で気軽に参加しやすいという長所があります。

テレビCMの内容やキャッチコピーなどから推測できるように、「英語に親しむ」とか「ネイティブと英語で話す時間を楽しみたい人」が集う場所が、既存の英会話スクールです。

したがって、レッスンに通う人の目的やレベルもバラバラで、明確な数値目標を意識している人は少ないです。

確かに英語で楽しく会話ができると、英語を勉強して良かったなと実感します。

でも注意すべきことは文法、語彙など英語力の基礎がない状態では大したことは言えないので、「週末は公園を散歩しています」とか「私には兄と妹がいます」など単純な文章しか伝えることができないという事です。グループレッスンでは他のクラスメイトも似たようなレベルなので、結果的につまらない会話を繰り広げることになります。もっと複雑な別のことを英語で伝えようと思うと、自主的に勉強する時間は欠かせません。

レッスンは学んできた事をベースに会話をするアウトプットの場なので、レッスンだけをいくら受けても英会話が大きくレベルアップすることはあり得ません。

実践的なビジネス英語を身につけたい30代ビジネスマンが、趣味で英語を習う主婦や引退したシニアの人たちと同じレッスンを受けるのは時間の使い方として賢くないでしょう。

英語パーソナルジムはストイックに英語力向上を目指す場所

それに比べると英語パーソナルジムはストイックな雰囲気です。

スクール側が用意するコースも短期集中型がほとんどです。

専属トレーナーとのレッスンでは、外国語習得に効果的な方法が取り入れられており、限られた期間の中で確実に英語力を伸ばすという意識がトレーナーと受講者のあいだで共有されています。まさに師匠と弟子の関係性です。

弟子の目標実現に向けて師匠が二人三脚で全力サポートする点が、既存の英会話スクールとは大きく違うところです。そのために毎日2~3時間の学習時間を確保するような学習プランんを立て、対面のレッスンもだらだら英会話をするだけでなく、学習状況のフィードバック、より効果的に英語力を伸ばすための課題分析、スケジュール調整などが中心になります。

実践的なビジネス英語、TOEICスコアアップなど自分の仕事・キャリアに英語を活かしたいと本気で考えている人のためのスクールが英語パーソナルジムです。

比較のポイント② 受講者の目的の違い


教室に通う受講者の目的も既存の大手英会話スクールと英語パーソナルジムでは異なります。

英語パーソナルジムのほうが、
「ビジネスで英語を使いたい」
「TOEICのスコアを200点上げたい」
「いついつまでに英語を話せるようになりたい」
など、はっきり目的意識をもって勉強したい人に適しています。

英会話スクールは受講者の目的やレベルもバラバラ

一方で大手英会話スクールに通う人は目的やレベルもバラバラな人が集まり、それらの人たちが1つの教室に集まり、ネイティブ講師からレッスンを受けることになります。

雰囲気のところでも述べたように英語でのコミュニケーションを楽しむ場所なので、「趣味で英語を学んでいる人」、「仕事では使わないけどとりあえず勉強している人」など目的意識が曖昧だけど、スクールにこつこつ通い続けているような人が集まります。

趣味程度に楽しく英語を学んでいる人たちなので、勉強法や学習時間も人それぞれでレベルがバラバラです。そういう人たちがグループレッスンで集められることになるので、ネイティブ講師と自分が話す時間はレッスン全体のごくわずかで、あまり効率的とは言えません。

それでも英語でコミュニケーションを取るのが楽しいので、だらだらと何年も通っている人がいたりするのですが。

英語パーソナルジムの目的はビジネス英語習得、TOEICスコアアップ

これに対して英語パーソナルジムは、本気でビジネス英語を習得したい人やTOEICスコアアップを実現したい人のためにレッスン内容が設計されています。

英語パーソナルジムでは最初にカウンセリングを受けて現在の英語力を分析して、克服すべき弱点などを細かく把握します。

いつまでにどのレベルを目指すかという目標設定を明確にして生活スタイルや仕事の忙しさなどを考慮してレッスン外の自学自習のための学習スケジュールも作成してもらうことができます。

そして、作成した学習プランに沿って毎日がんばって勉強しつつ、専属トレーナーとメールや電話でやり取りして進捗の確認をしたり、仕事の状況をみて予定の調整を行ったりします。教室に通って受けるレッスンも、英語で話す時間というよりも学習成果のフィードバックや勉強法のアドバイスなどがメインです。

このような英語パーソナルジムのカリキュラムは、期日を決めて確実に英語力をレベルアップさせたい人により適していると言えるでしょう。

また、成果指標もTOEICスコアアップを用いるところ、独自の英語力テストの診断結果を用いるところなど様々ですが、ある程度客観的な指標で自分の成長を把握できます。目標が明確であれば、モチベーションも維持しやすいというメリットがあります。

TOEICスコアを目標にするコースを持つ英語パーソナルジム
独自のビジネス英語レベル測定テストを用いる英語パーソナルジム

比較のポイント③ レッスン形態の違い

 

ここでは大手英会話スクールと英語パーソナルジムのレッスンのやり方、方針の違いを見ていきましょう。

大手英会話スクールではネイティブ講師とのレッスンが主体

大手英会話スクールではネイティブ講師によるグループレッスン、個別レッスンが主体です。趣味や自己紹介、海外旅行の一場面などのテーマを決めて日本人の受講生とネイティブ講師がコミュニケーションを取ります。

レッスン用の教材にはさまざまなシチュエーションの例文があるので、とても参考になります。しかし、30代・アラフォー世代のビジネスマンにとってはガソリンスタンドで行うやり取りよりも、自分の仕事にもっと関係のある英会話の表現や単語を学ぶことができたほうが有益だと思います。

また、ネイティブスピーカーの講師は必ずしも英語学習法に詳しいわけではなく、文法の仕組みの説明などを日本人にも理解できるように解説できない人もいます。あくまでも「ネイティブはこう言う」という視点での解説がメインになります。

 

グループレッスンの場合、他の受講者が発言する間は、待っていなければいけません。他の人が「あ~、う~」と悩んでいる時も辛抱強く待つ必要があります。それだけ自分が英語を話す時間を奪われてしまうので、たとえ60分のレッスンでも実際に話している時間は5分程度だった、という事態になりがちです。

これは個別レッスンでも同じで、自分が「あ~、う~」と悩んでいる間はレッスンが止まります。その間もしっかり料金は発生します。

 

また、既存の英会話スクールではレッスン時間外の勉強は要求されないので、せっかく正しい表現を教えてもらったとしても、次に実践する機会はないので、すぐに忘れてしまいます。

英語パーソナルジムはレッスンよりも日々の自習がメイン

ネイティブスピーカーの講師と会話のレッスンができるところもありますが、英語パーソナルジムでは会話を楽しんで終わりではなく、レッスン内容の復習などの自習もカリキュラムの中に含まれています。そのため、どのジムでも1日2~3時間の学習時間を確保するための学習プランを作成することになります。

そのため、既存の英会話スクールよりも遥かに多い学習時間を積み上げることができ、英語力を確実に伸ばすことができます。

 

大手の英会話スクールの場合、週1回60分のレッスンでは1ヶ月に計240分=4時間しか英語に触れていません。1ヶ月(30日)は720時間なので4時間だと1%にも満たない量の時間ということになります。一方、1日に3時間勉強するとしたら一月で90時間、約13%を英語学習にかけることができます。

 

このように、英語パーソナルジムでは2~3ヶ月は集中的に英語学習に取り組む生活を送ることになり、結果的にジムの受講が終了した後も継続できる学習習慣を身につけることができます。

レッスンでは会話以外に、学習の進捗状況を見て学習内容を改善したり、仕事や家庭の忙しさも考慮して学習プランを修正したりと、手厚いフィードバックが受けられます。

 

英語力を伸ばしていくためには学習時間を積み上げることはどうしても必要なので習慣形成までサポートしてくれるのは、英語をやり直すビジネスマンにとっては大きなメリットです。

大手英会話スクールと英語パーソナルジムの比較の結論

いくつかの観点で両者の比較をしてきました。

結論としては、30代・アラフォー世代のビジネスマンが実践的な英語力を確実に身につけたい場合は英語パーソナルジムの受講を選択したほうが良いです。

 

おすすめのポイント
  • 専属トレーナーが自分だけの学習プラン、カリキュラムを作ってくれる
  • 独学で陥りがちな間違った学習法を回避して効率的に英語力を伸ばせる
  • 2~3ヶ月の短期集中のコースで結果を出せる
  • TOEICスコアアップ、ビジネス英語のレベルなど実践的な成果目標
  • 1日2~3時間の自習で、英語学習の習慣形成が期待できる

 

英語パーソナルジムも、指導方針、講師や教室の雰囲気などスクールごとのコンセプトや文化によって様々な特徴があります。短期集中型とは言え、高額な投資になるので、いくつか比較して自分の学習スタイルや目標に合ったところを選びましょう。

ほとんどの英語パーソナルジムは、無料カウンセリングや説明会を受け入れています。気になったスクールを見つけたら気軽に無料体験を申し込んでみましょう。

TOEICスコアを目標にするコースを持つ英語パーソナルジム
独自のビジネス英語レベル測定テストを用いる英語パーソナルジム