毎日忙しく仕事をしていると、「たった〇〇だけでTOEICスコアが~~アップ!」みたいなキャッチフレーズについつい目が奪われてしまいますよね。
私も「3ヶ月でTOEIC200点UP!」みたいなタイトルのブログなどを色々と読んだことがあります。
でも今は、理想的な勉強法を探すことは「幸せの青い鳥」を探すようなもの。
もちろん、限られた時間で成果を出すためには勉強法を意識するのはとても大事ですが、ただの知識として勉強法の情報をいくらインプットしたところで英語力が伸びるわけではありません。
なんだかんだで英語学習には「量=時間の積み上げ」が欠かせません。
英語などの語学力は、質(勉強法)と量(時間)のかけ算でレベルアップしていくものです。
きちんと時間を確保して実践しないと、いくら効果的な勉強法を知っていたところで成果にはつながりません。
TOEICのテストでスコアアップを目指すならば、勉強のやり方の原理原則を意識しつつ、とにかく実践してみて自分の生活に合った学習習慣を身につけていくことが必要です。
英語学習の手法やテクニックの虜になってはいけない
英語学習のブログや本には、色々な手法やテクニックが紹介されています。
それらは他の人は、自分の時間とお金をかけて工夫を重ねて習得したもので、確かに参考になります。
しかし、こういう情報の取り扱いには注意が必要です。
- この参考書で紹介された方法は自分に合わなかった、別の本を買ってみよう
- あのブログは参考にならなかった。このブログに書いてある方法なら、自分にもできそう
- この人の勉強法は合わない、他の人が紹介している方法を真似てみよう
表面的なテクニックや実践方法ばかり気にしていると、あれこれ色々な方法に手をつけては挫折するのを繰り返すという悲しいことになってしまいます。
トライ&エラーで実践しながら学習量を積み上げる
TOEICスコアを決める英語力を決めるものは何でしょうか?
それは次のようなかけ算の式で簡単に表すことができます。
TOEICスコア = 勉強の量×質
つまり、勉強の質にかかわる勉強法ばかり気にしていても、英語力を身につけてTOEICスコアアップを達成できません。とりあえずこの方法で行くと決めたら、実践で勉強量をこなしていくことが大切です。
TOEICスコアが伸び悩んでいる人は、やはり勉強量(時間)が足りていません。
「たった〇〇だけで~」
「これさえやれば10日間で〇〇できる」
勉強の質にばかりこだわると、超効率的(に思える)手法やテクニックを追い求めてしまい肝心な勉強そのものに時間を割けなくなってしまいます。
効率ばかり求めていると、かえって効果的な勉強ができないというオチが待っています。
本当は量が足りていないのに、勉強のやり方にばかり原因を求めていると、いつまでたっても結果はでません。
英語に限らず、勉強には「量が質に転化する」という現象が起きます。
一定量こなすことで、その方法が合っているかどうかが分かってきます。
自分に合わせて修正・改善して、よりフィットしたものに変えていくこともできます。
つまり量を増やすことで、質が向上するという作用があるのです。

それでも自分に合った英語学習のやり方が分からない時は?
量をこなすことが大切だと言いましたが、あまり的外れなやり方で勉強していては成果が出ません。
無駄な勉強に時間を費やすのは忙しい社会人としては絶対に回避したいですよね。
自分に合った勉強法が確立できていない段階であっても限られた時間を有効活用して学習を進めるために、どんな事をすればよいのでしょうか?
それは、成果が上がる勉強法にもとづいて設計された教材を使うということです。
教材の中でも紙の書籍ではなく、アプリなどのデジタル教材がオススメです。
たとえばTOEIC対策であればスタディサプリENGLISHのTOEIC対策コースがオススメです。
アプリのガイダンスに従って、レッスンを進めていけば問題演習、解説、復習というプロセスの中で、自動的に英語力を伸ばすための王道とも言える勉強法を取り入れることができるように設計されています。
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効果的なTOEIC勉強法とは、ディクテーション、シャドーイング、音読です。
紙媒体の教材でもこれらは実践できますが、どうしても学習者の自主性に依存するところが大きいです。スタディサプリENGLISHならばガイダンスで正しく誘導してくれるので、書籍で勉強するよりも気軽だし、やり方を大きく間違える心配はありません。
また、韓国で人気となり日本でもリリースされた「SANTA TOEIC」というアプリもあります。
こちらはプログラムが学習履歴を見てあなたに合った最適な問題をピックアップしてくれるという特徴があります。
アプリでTOEICの勉強を始めたい人は、まずこの2つから比較してみましょう。

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学習習慣が定着すれば、モチベーションに頼らなくても勉強が続くようになる
勉強を上手く習慣化できれば、やる気・モチベーションに頼らなくても毎日実践できるようになります。
習慣になれば、特に気持ちを高めなくても、フラットなテンションで勉強に取り組めるのです。
歯磨きや入浴など私たちが毎日、何気なくしている行動と同じように勉強ができるようにするのが「習慣化」です。
歯磨きの前にテンションが上がるBGMをかけたり、お風呂に入る前に気合を入れる人なんて、いないですよね。
やる気を出してから勉強という順番では、いつまでたっても勉強を習慣化することはできません。

歯磨きでもする感覚で、フラットな気持ちで毎日取り組める体質になれば、勉強しているうちにやる気が上がり、どんどん勉強時間を蓄積していけるようになります。
さきほども述べたように、フラットな気持ちで勉強に取りくみやすいのが、スタディサプリENGLISHなどのアプリ教材です。
極端に言えば、ソファに寝そべっていてもスマホがあれば勉強できるので、机に向かうほどの気分じゃない状況でも勉強時間を確保できます。
繰り返しになりますが、英語学習の成果は「勉強の量×質」で決まるものです。
「たったこれだけで〇〇~」と謳う夢のような勉強法を知ったとしても、テンションが上がるのは最初の10分間くらいです。幸せの青い鳥を見つけたように思えても、気がつけばどこか遠くへと鳥は飛び去ってしまいます。
限られた時間で英語学習の成果を出すためには、あれこれと勉強法の情報を仕入れているだけではいけません。
英語学習法のハウトゥーのマニアになりかけていた人は、ぜひこの点を意識して学習に取り組んでみてください!
自分で計画的に勉強する自信がない人は、コーチング形式の英会話スクールも検討してみましょう。
従来の英会話教室とは違い、レッスン以外の自習学習のアドバイスや進捗管理も丁寧にサポートしてくれるので短期間で成果を出す人をたくさん送りだしています。