TOEICテストで2時間集中力をキープする方法

対象読者
30代、アラフォー世代のTOEIC受験者でTOEICで500点~850点あたりを目標にしている人

「え、私の集中力なさすぎ…」

集中力が維持できない、集中すると疲れる。

20代の頃に比べるとアラフォー世代はテストに向かう集中力が衰えてくるし、体の疲れとして現れやすくなります。

 

そもそも人間の集中力はせいぜい60分と言われているので、2時間のTOEICではどこかで必ず集中が切れるタイミングがあります。TOEICにおける集中力を高めるために運動や瞑想をすすめているブログもありますが、「TOEICの勉強もしながら運動や瞑想まで頑張る時間なんかあるかい!」とツッコミを入れたい気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

特にアラフォー世代は、若い頃とは身体のコンディションが違うことを考慮して集中力を保つ工夫をしなければいけません。

そこで、TOEIC本番で集中力をできる限り維持して2時間の試験時間を乗り切るための方法を紹介します。

アラフォー世代は2時間も集中力が続かない

そもそも集中力は長続きしないものだと認識すべし

TOEICの試験で2時間ずっと高い集中力をキープしようと考えたところで、ムリなものはムリなのです。それに30代以上になるとどうしても能力や体力が衰えてくるので、学生時代と同じやり方でテストを受けても思うようなパフォーマンスは出せません。

アラフォー世代のTOEIC受験者は集中力に対する認識そのものを改めたほうがいいです。

 

脳科学者の池谷裕二さんは集中力について、次のように述べています。

脳の本来の働きとしては、集中力よりもむしろ「意識の広がり」や「分散力」の方が重要だということです。集中力を高めるということは、その働きをあえて狭めることであり、焦点を細部にしぼり込んでしまうということです。つまり、脳のほかの部位は麻痺している状態です。

出典:https://www.blwisdom.com/skillcareer/interview/kenja/item/9129-07/9129-07.html

動物は本来、周囲の様々なものに注意を払い、自分を襲う敵がいないか、食べ物がどこにあるか等、さまざまなことにアンテナを張ることで生きていくことができます。もし、目の前のものだけに集中してしまえば、それだけ危険は高まることになります。

人間の脳も野生の中で進化したので、例外ではありません。

脳の性質を誤解して、自分が集中力が足りないという間違った認識を持ち、スコアが伸びなくてもしょうがないと思うのは非常にもったいないことです。

どんなに頑張っても集中力は落ちる

集中力が下がったせいで、スコアが悪くなるかもしれないと心配してしまうと、発想がネガティブになっていきます。

すると「集中力が維持できないせいで今回のテストでは実力が出せなかった」という言い訳のフレーズが頭の中をよぎります。

自分は2時間もずっと集中していることはできないから、TOEICでは実力を発揮することができない。だからスコアが目標に届かなくてもしょうがない。

このように、テストで失敗しても心理的ダメージを抑えるように予防線を張ることをセルフ・ハンディキャッピングと言います。

集中力を2時間を保たないといけないと思うと、結局できるはずもないのでセルフ・ハンディキャップに陥ります。

「どうせ自分は集中力がないからTOEICで良いスコアは取ることはできない」みたいに、目標スコアに届かなくても仕方ないと自分に思い込ませる言い訳を事前に用意してしまうので「絶対に目標達成しよう」というモチベーションが湧きにくいのです。

集中力は切れて当たり前、本番中に集中をリセットしてコントロールすればいい

集中力は切れて当たり前なのだから、2時間の試験のどこかで、あえて問題を解かずに、何もしない瞬間を作ることで、リセットすればいいのです。

リセットするタイミングを設けることで、短いスパンで集中できている状態を2時間の中で何度か作り出す。あえて集中しない、TOEICの問題から意識を反らす時間を設けることで、全体の生産性を上げようという発想です。

TOEIC試験に臨むときは、
・2時間ずっと集中する必要はない
・20分くらい集中して問題を解ければそれでOK
・適度なタイミングで、テストから意識を反らして目をつむる
・周りに迷惑にならないように肩や首を回して、リラックスする

この3つを意識して受ければいいのです。

このほうが、人間の脳の本来の性質にも合っているので、実践しやすいです。

アラフォー世代のサラリーマンのあなた、

集中力が続かないことを年のせいにして不安になることはありませんよ。

TOEICを受験するときのメンタルづくり

とりあえずテストに申し込む

TOEICをやると決めたら、とりあえず1ヶ月か2ヶ月先のTOEIC公開テストに申し込みましょう。

今という時間を「テスト直前」にすることで〆切に対する意識が生まれて、モチベーションと集中力が上がります。

TOEICの受験料は5725円と、ほかの英語資格に比べれば安い値段なので、気軽に申し込んで本番の雰囲気に慣れましょう。

実際に受けることで自分の課題や対策、本当に必要な教材などもわかるようになります。

2019年 TOEIC公開テスト日程の一覧表 (申し込み期限も掲載)

ムリに全問解こうとしなくていい

900点以上を目指している場合を除き、制限時間内に全問解けなくても気にする必要はありません。

後半のリーディングパート100問は常に時間との戦いですが、実際のところ最後の10題が解けなくても700点~800点のスコアを取ることは十分に可能です。

リーディング問題は特に時間配分が厳しいテストです。

最近は900点以上の人でも時間切れになるくらいですから、700~800点台を目指す人は100問中90問正解を目指せば問題ないです。

解けない問題があっても気にしない、前へ進むのみ!
TOEICのリスニング音声は一度しか放送されないので、聴き逃したらもう終わりです。

自分の不注意を悔やんでいるうちに、また次の問題が流れてくるので、とにかく今この瞬間の問題に全意識を集中することが大事です。

そうじゃないと、大事なところを聴きのがして負のスパイラルに陥ってしまいます。TOEICのリーディング問題には、一度解いた問題を見直している余裕はありません。

1つ1つに時間をかけすぎずに前進する気持ちを持たないと100問を最後まで解くことは不可能です。

試験中に解けない問題、自信がない問題があっても後ろを振り返らずに最後まで全力を出し切ることだけを考えましょう。

目標に届かなければ、また受験すればいい

一度TOEICを受験して目標スコアに届かなかったからとしても、気を落とす必要はありません。

目標達成できなかったのは、現時点での英語力がまだそのレベルに届いてなかった、つまり勉強時間が自分の予想より足りてなかったというだけの話です。TOEICは東京や大阪などの都市部であれば毎月試験が開催されている、日本で最もメジャーな英語の試験です。

つまり何度でも挽回できるチャンスがあるということです。

気軽に何度でも申し込んで、勉強時間を積み重ねて挑戦しましょう。